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ビタミンC

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美里康人

今回は緊急の挿入記事になります

巷の話題

いきなりですが。
いやはや、めんどくさいです・・・。

唐突にすいません。。。
というのも、私は全く知るよしもなかったのですが、どうやら巷ではまたまた美白成分としてのビタミンCが盛り上がっているということだそうで。
まぁ、ビタミンCの話題については私もすでにちょうど1年前にもまとめ記事にしていまして。

ビタミンC

そしてその3ヶ月前には、すでに10年も前にビタミンCの詳しい歴史や業界の背景と真実をまとめた記事を、探しやすいように検索の仕方の案内もアップしています。

時流に先んじてこの頃にこちらでまとめていましたので、いまだ続いているとはつゆ知らず・・・。
めんどくさいのは、You Tubeではいまだそんなことをネタにしているのか・・・という、めんどくささです。
また、それに翻弄されるユーザーさんがいまだ多数存在しておられるというのも、なんともめんどくさいお話です。

つまり、今頃になってあの世界で大きく話題になっていて、混沌としているということだそうで・・・。
なんだか実験を交えて説得力を持たせたような動画や、またそれをいやいや、それだけでは分からんでしょといった動画もあるらしく(苦笑)
はたまたtwitterで教えて下さった方のお話では、キレイどころのドクターさんが解説している動画だとか、まさに混沌とした世界ということのようです。
確かに、最近こちらにお越し下さった方々から、ここのところビタミンCについてのホント話を教えてといった質問がいくつか来ていたのも、こうした事情だったのですね。

まぁ、だからと、どの方が正しくてどの方が間違っているといったことに、触れるつもりはございません。
美白といった皮膚への有効性について、薬剤成分の配合濃度も製剤ノウハウも知らずして製品の有効性について語ること事態が、ナンセンスでしかないというだけのことです。
ご自身がお使いになられた感想に留めておくべきことですので。

こちらをご愛読頂いているユーザーの皆さんは、もうお分かりですよね?
以前からこちらをご利用下さっている古株のユーザーさん達から、この10年間でビタミンCについて質問や教えて欲しいといったメールなどを、一度も頂いたことはありません。
なぜなら、もう答えははっきりと出ていてよくご存知だから、です。

確かに、文章を読むのもめんどくさい方は、スマホで面白楽しく知れるYou Tubeなどで成分の情報を得られる気持ちも分からないではないですが、そこはねぇ・・・twitterあたりで化粧品技術者の皆様方もつぶやかれている通りで。
ひとつひとつの成分について詳細の真実を知っている本当のプロの方は、分かりやすそうな商品をあげて裏の技術の世界のお話をされることはありませんから。
ステマ宣伝になるだけでなく、他の製品を非難することにもなりかねませんし。
You Tubeの動画は、たくさんの化粧品を使い込まれた美容家の方々から商品の使用感や評価などの情報を得る場であって、製品の成分や製剤技術ノウハウといった業界裏の知識のことをプロの技術者の方が語るなんてことはありません。
プロの美容家は美容家であって、化粧品技術のプロではないことを、今一度頭に入れておかれることをオススメします。

ですので、業界裏事情を書き記した文章を読み解くくらいの努力はして頂かないと、真実にはたどり着けないですね。

あっと、この時点で美里は相変わらずウザい!と感じられた方は、この先をお読みになることもオススメしませんし、どうぞ面白おかしい動画の方へ移動下さって構いませんので、悪しからずご了承下さいませ。
You Tuberさんのように情報開示の損得勘定は私にあるのではなく、ユーザーの皆様方にあるメリットの問題ですし。
ブログは何百回読んでも一円の投げ銭もありませんし、こちらは一切のバナーも付けていませんので。
それどころか、印刷して一冊の本にしてしまえばマイ読本ができてしまいます(笑)←コレ、古株ユーザーさんからお聞きしたオススメ

というわけで、文章を読み込むんででもきちんとした事実をお知りになりたい方へのお答えは、こういうことです。

ビタミンCについての業界裏の記事

以前にアップしたブログ記事の画像です。
こちらの検索窓にキーワードを入れれば、関連した記事が一覧でピックアップされます。

ビタミンC

で、この検索エンジンにビタミンCと入れて頂ければ、ドン!

もう11年前からの記事ですでにビタミンCの真実の結論は公開しており、それ以降は追加したVCエチルや、もっとも新しいグリセリン型ビタミンCのお話を補填したくらいで、ビタミンCの背景はまったく変わっていません。

なので、こちらをご利用下さっているユーザーさんからしてみれば、今更のお話というわけでした。
なのでめんどくさいという言葉をつい吐き出してしまった次第です。
申し訳ありません。

まぁ、とはいえせめて読んでやるから一言くらいは書けよと言われるならば、ピュアビタミンC(アスコルビン酸)をまだ信じておられる方がおられるようなら、こちら

ビタミンC

ずいぶんと以前にも取り上げましたが、これなら画像なので分かりやすいでしょうか(笑)
賢明な方はすぐに、どこのネットショップかお分かりになったかと思います。
きちんと最高品質の医薬品ですし、原末そのままなので密封さえしておけば安定性もバツグン!
(ピュアビタミンCは、水分と酸素との接触によって一気に酸化されます)
100%の原末が500gも入って、なんと5,000円以下で買えてしまいます。
これで耳かき一杯で塩素還元の実験でもやれば、凄いことになりますよ(笑)

ここまで純度が高ければ食品添加物でいいじゃん!とおっしゃるムキには、さらにこちらで。

ビタミンC

正直申し上げて、こちらの99.9%↑純度で十分です。
毎日ササっと手の上で水に溶いて、何度もジャブジャブお使い下さい。
ピュアビタミンCの美白効果を信じておられる方なら、これで死ぬまで美白アイテムを買わなくて済みますし、ご近所お友達何人もとでワケワケしてもまだ余ります。
発酵法で作られていて食べるのに使う材料ですから、お肌に悪いものは含まれていませんし。
あれ?
よく見ると「塩素中和」って書いてある(笑)

はい、以上。 終わり。

・・・とはいえ、もうこちらのブログをご利用のユーザーさんは、これを全て理解した上でこんなのを使ったりはしませんよね

最近こちらにお越し頂いた方のために、これまでのピュアビタミンCとビタミンC誘導体の業界背景の事実記事を一覧にしておきます。
またかよ・・・と感じられた古株ユーザーさんは、本当にごめんなさい!
記事の最後には、掲題にもあげたもっとも分かりやすく教えてくれるメーカーさんの情報に触れますので、もう少しお付き合い下さい。

きちんとビタミンC誘導体のことや医薬部外品のこと、そして濃度の問題なども全て記事にしてきていますので、これで全てが明確になります
美容専門家の方々の話題を否定する気もなく、事実はここにしかありません。
さらには、最新の皮膚トラブル報告のエビデンスについてもとりあげています。
アレルギー性がありますので、気になる方は必見です。

一気に読むのは苦しいので、印刷してヒマな時にでもじっくり読み込むと、ビタミンC博士になれるかも?
マジかっ!!な裏話も、満載です。
10年前からの記事ですので、時系列を踏まえてお読み頂ければと思います。

記事一覧保存版

かなりのボリュームですが、記事の時系列順にリストアップしました。
上からの古い記事ほど、濃密な内容になっています。

【記事一覧】

美白の主役【ビタミンC】秘話01
https://cosmetic-web.jp/column/vitamin-c/
2011年11月23日
シリーズ:誰も書かなかった、ビタミンCの裏話
秘話02
https://cosmetic-web.jp/column/vitamin-c-2/
秘話03
https://cosmetic-web.jp/column/vitamin-c-3/
秘話04
https://cosmetic-web.jp/column/vitamin-c-4/
秘話05
https://cosmetic-web.jp/column/vitamin-c-5/
秘話06
https://cosmetic-web.jp/column/vitamin-c-6/
コスメの見極め術
https://cosmetic-web.jp/column/verification/
秘話07
https://cosmetic-web.jp/column/vitamin-c-7/
秘話08
https://cosmetic-web.jp/column/vitamin-c-8/
秘話09
https://cosmetic-web.jp/column/vitamin-c-9/
秘話10
https://cosmetic-web.jp/column/vitamin-c-10/
秘話11
https://cosmetic-web.jp/column/vitamin-c-11/
秘話12(完結)
https://cosmetic-web.jp/column/vitamin-c-12/

ビタミンC誘導体の総括 2011年版 その1
https://cosmetic-web.jp/column/vitamin-c-13/
2011年12月20日
シリーズ:ビタミンCを総括してみる
その2
https://cosmetic-web.jp/column/vitamin-c-14/
その3
https://cosmetic-web.jp/column/vitamin-c-15/
その4(最終話)
https://cosmetic-web.jp/column/vitamin-c-16/

化粧品業界の”裏”歴史~【化石コスメ】その3
https://cosmetic-web.jp/column/kaseki_cosme3/
2021年3月3日
40年前、ファンケルさんの始めての無添加は、VC誘導体の美白医薬部外品だった!

ビタミンC誘導体(3-Oエチルアスコルビン酸)の接触皮膚炎
https://cosmetic-web.jp/column/ethyl_ascorbic_acid001/
2021年3月22日
エチルアスコルビン酸(VCエチル)、もう20年も前の裏話から

美顔器のメカニズム~ビタミンCイオン導入(FILE No.034)
https://cosmetic-web.jp/column/mail-magazine-34/
2021年6月18日
もっとも実質効果が期待できるVC誘導体の使い方

「医薬部外品」をきちんと知る
https://cosmetic-web.jp/column/iyakubugaihin001/
2021年8月10日
ビタミンC誘導体は、部外品がいいのか?それとも化粧品?

VC配合濃度と含有量
https://cosmetic-web.jp/column/vc120/
2021年10月11日
PRされている製品の濃度を、そのまま単純に受け取ってはダメ

高濃度ビタミンCの乳液・クリームは、なぜないの?
https://cosmetic-web.jp/column/vc_cosme/
2022年3月14日
高濃度VC製品に、乳化製品がないそのワケとは?

大学病院皮膚科症例報告より
https://cosmetic-web.jp/column/cosmetic-science_trouble/
2022年3月22日
最新情報。エチルアスコルビン酸(VCエチル)のアレルギー性は、ほぼ確定?

結論はココにある!

ここまで過去記事を一覧化してきましたが、おそらくそれを全て読み込んだ上でこの文章をお読みになっておられる方は少ないのではないでしょうか(笑)
先にこの答えをお読みになると、ユーザーの皆さんにとっては応用が効きませんのでここまで引っ張ってきましたが、最後の最後の結論として何を選べば良いのかお答えを望むユーザーさんも多いので、最後になりましたがあえて書いておこうと思います。

こういった業界のビタミンCの背景を全て知りつくした上で、ユーザーさんにとってもっとも効果的なビタミンCアイテムをご提供されているメーカーさんをサラっとご紹介して締めたいと思います。

それは「◯o◯oー◯」(カタカナ)さんです。
すいません・・・さすがにステマになってしまいますので伏せ字にしていますが、◯の大小にあてハメて頂ければすぐにお分かり頂けるかと思います。
ビタミンCといえばこのブランドさんというのは、ユーザーさんの間でもかなり有名なことですね。
ある意味、知らなかった専門家を名乗る方がおられたとしたら、モグリかと(苦笑)

まぁ、こちらを長年ご利用下さっているユーザーさんならばすでによくご存知かと思いますので、いまさら感はありますが。
とはいえ、本当にこちらのブランドさんはビタミンCのことについては、へたな化粧品技術屋さんよりもはるかに詳しいくらい、しっかりとビタミンCの研究をなさっておられます
私自身も長年のお付き合いですが、時に私なんかよりも先に最新のエビデンスを仕入れられたりで、プロの技術者も舌を巻くほど最新情報を網羅して、もっともユーザーさんにとって効果的なアイテムを揃えておられます。
たくさんのビタミンC系アイテムが揃えられていますが、全てそれぞれにニーズや使い方、そして訴求効果によって全て意味のあるアイテムを揃えられていますね。
どれを使えば自分のニーズに合うのかも、問い合わせ窓口に聞いて頂ければ丁寧に教えて下さると思いますし。
私も否定するネタがみつかりません。

ですので、こちらのビタミンCアイテムはかなりの種類がありますが、上の記事で書いているようなことを全て踏まえて製品化されています。
ちなみにAPPS高濃度アイテムも15年以上も前から手掛けておられ、もっとも安定性の高い製品として販売されておられますね。

もののついでなので、ここだけのお話も最後に書いて終わりにしましょう。
実はAPPSだけが安定性が非常に悪いとよく言われているようですが、実はそういうわけではありません
誘導体化されていないピュアビタミンCほどではないですが、VCエチルもリン酸タイプもグルコシドタイプも、全て水に製剤化されると安定性はよくありません。
ようは、製剤技術の問題というだけのことなのです。 あとは、どこまで失活化しているか?というだけのことです。
製剤技術のノウハウさえしっかりと確立できれば、いずれの誘導体もある程度の品質安定性は保たれますし、ここが技術者の腕のみせどころと言うだけのことなんですね。
それなりにしっかりとしたメーカーさんの製品であれば、たとえAPPS製剤でも手元に届いたら失活していたなんてことはありません
せいぜい、有効成分として90%を切るかどうか(いわゆる医薬部外品の品質基準)といったレベルでの低下のお話ですので、実際に製剤に関わったこともない方々があーだこーだと語れるものでもないですね。

実際、私自身も15年前にAPPSを今の市販製品最高濃度の2倍濃度でクリームを設計して製品化していましたので、ウソではないことがお分かり頂けるかと思います。
まだあるの?教えて!といったお問い合わせを頂いても、お答えはできません。
既に過去のお仕事。 まだ市販されているのかどうかも分かりませんので(笑)

長くなってしまいましたが、これまでも私達技術者でも素晴らしいと表立って言える、化粧品メーカーさんの技術力のお話を取り上げてきました。
コーセーさんのリポソームや、花王さんの合成セラミド、資生堂さんの独自開発の保湿成分などなど、ユーザーの皆さんが知って付加価値を感じて頂ける業界の技術情報は、これまでもブランド名をあげてご紹介してきました。
今回もそのひとつの記事のまとめとして、参考にして頂ければ幸いです。

まぁ、もう終わったビタミンCのお話はこれ位にしましょうね。
これだけの材料が備われば、おのずと選ぶアイテムもご自身で判断できることと思います。
もちろん、ビタミンCについては長年取り組んできた私自身の課題のひとつでもありますので、最新の情報があればまた記事にします。
次回は最新の話題に戻ります。

ではまた次週。

by.美里 康人

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