化粧品開発のご相談はビークラボへ >>

当コンテンツの整理と最後のご挨拶

cosmetic-web

化粧品開発のご相談はビークラボ株式会社へ

美里康人

ブログ記事、最後の更新
コンテンツはいつでも活用頂けるよう、整理致します

今回の記事はちょっと毛色が異なりますが、後々これからの活動をお知らせ致します背景と、読んで頂けると幸いでございます。

活動と、企業としての分岐点

最初に、わたくし美里康人(HN)が一冊目に依頼をお受けした著書をご紹介致します。
私自身、ひいては弊社ビークラボ株式会社の活動の分岐点となった、ひとつの背景としてご参考にして頂ければ。

15年前の著書です。
『コスメの真実・裏側』
amazon

この著書、あまりにも生真面目な出版会社さんゆえに数年前に倒産してしまい、あの有名な「化粧品 中身の真相」角谷さんらも同胞で、すでに絶版になってしまっています。(書店在庫のみ、あるようです)

なので営業トークという意味ではなく、今回の記事に繋がるまえがきをご紹介します。

当時はまだ血気盛んでしたので、かなり切り込んだ内容も盛り盛りでしたし、@cosmeから来て頂いたユーザーさんの間では【斬鉄剣(ざんてつけん)】とまで揶揄されて苦笑いをした記憶があります。
ですので、今の私なら少し引き算をして頂きたいのですが。

<以下、原文ママ>

<まえがき>

この本を手にされた貴女に、ひとつ問いかけです。

「あなたはこの一年の間に、さまざまな美容法に手を染めてきませんでしたか?」

タレントを使った怪しい美容法を試し、”老化防止”の謳い文句に高価なコスメを買わされ・・・。
そして、オイルクレンジングがダメと雑誌で読んではクレンジングクリームに変え、オイルが肌に悪いと言われてノンオイルケアに手を染め、何もつけないのが良いと聞くと肌断食をし・・・。
防腐剤が悪い、合成が悪だと目にすると、天然・自然に傾倒する。
そしてついには、市販コスメは全て危ないと教えられ、手作りコスメにハマって食材まで顔につけてしまう。

確かに、女性にとってはもっとも大切なお顔のケアのこと、ひどくなった状況を想像させる言葉をつきつけられると、怖くなって信じてしまうのもムリもありません。
でも皆さんは、何かに引き込もうとする引力が、そこに働いていることに気付いているでしょうか。

もとを正せば、本当に皆さんが知りたいのはそういうことではないはず。
「化粧品について本当の事を知りたい!」
「成分について正しい知識を教えて!」

そう、つまり今のこの業界は
『誰も本当のことを教えてくれない』のです。

この本では、変わった美容法やオススメコスメを紹介していません。
フリーの化粧品研究者である著者から貴女に、化粧品や美容法に関する本当の知識をお届けする「美容教科書」です。

貴女が自ら正しい美容法をみつけるための、サポートブックです。

2008年11月

この一文から、皆さんは様々なことをお感じになられると思います。

 そんなに前から活動していたの?

 本当ったって、しょせんは化粧品を作っている人でしょ?

 え? 化粧品は売ってないの?

 ていうか、あんた誰?(笑)

中には昔からのお付き合いのユーザーさん群の中からは

 手作りコスメ講座(コスメティックアカデミー)、やってたじゃん

なんて声まで、聞こえてきます(笑)

まぁ、普通のOEM会社とは方向性を異にし、長くユーザーの皆様と向き合うべく活動を続けてきてそのまんまの美里康人であることに全く変わりありませんが、皆さんがおっしゃるのは“時代が早過ぎたよね”

とりあえず、これを前置きにして先に進みます。

これまでの活動

さて、上の著書はひとつの分岐点で、ただ、まえがきをお読み頂くだけでも、ここ数年ネットを通じて色々な美容法だの化粧品の事実だの成分解析だのと拡散している流行り廃りは、既にずいぶんと以前から明かされていたわけですね。
それは私だけでなく、上の同胞の角谷さんなんかもそのお一人です。

で、さらに言えばこの著書は署名通り15年前のものですが、私の活動としては2000年にスタートした@cosmeさんのQ&Aコーナーで、ユーザーの皆さんの質問に対する回答者として活動していましたし、その後はひとつのメディア活動としてメールマガジンも発行していました。
今では、SNSといった端的な文章しか注目されなくなりましたし、さらには文字すら読まなくて良い動画が流行っていますが(笑)

とまぁ、いずれにしても現在ネットのあちこちに拡散している情報はさして斬新なことでもなく、私よりも先輩の岡部美代治さんも営利活動されておられますし、今に始まったことでもありません。
単に流行りの媒体が違うだけのことです。

ここでひとつ横道に逸れますが、X(旧Twitter)でも使用しております“美里康人”というペンネームに違和感をお感じになるかと思います。
リアルのお付き合いで本名をご存知の方も多いかと思いますが、このペンネームをあえて使用していましたのには訳がありまして、当時の私はまだOEM工場の研究室に在籍していたことに理由があります。
つまり、本名で製品や成分について正直なコメントをしたり、ユーザーの皆さんからの解析依頼にお応えすると、どうしても対得意先に支障が出てくるためです。
これだけ長く業界にいますと、かなりの確率で得意先メーカーさんの製品について評価質問を受けますので、それは悩ましいことになってしまうためです。
正直な分析を心がけるのがポリシーでしたし、ユーザーの皆さんの想いを裏切るわけにはいきませんので。

というわけで、既に今のOEM研究企業を起業して15年になりますので、もうとっくにPNなど使用せずに本名で活動すれば良いことなのですが、なにぶんにもこれだけ長く活動しているといまさら感が強く、ここまで引っ張ってきたというのが本当のところです。

少々脱線してしまいましたが、ここまでお伝えしてきて言えるのは上のまえがきにも書いている通り、これまでの歴史でも流行りのメディアに翻弄されるのはバカバカしいだけということで、事実はプロにしか語れなくてその人達から得る情報にしか真実はない、ということです。
ま、いわばエセ発信者はいつの時代にも氾濫している、ということですね。
それはX(旧Twitter)なんかのSNSで発信されておられる化粧品企画や研究開発の本業の方々の発信をみればがまさに分かりやすく、あの方々のリアリティに富んだ情報は、ユーザーの皆さんにとって非常に有意義なプロの情報と言えます。

テニスで世界を狙える真実を知りたいのなら、錦織くんかそのコーチに聞くしか真実はない、というのと同じです。
聞きかじり知識や、スポーツトレーナーをやってます程度の人が世界のプロを狙えるテクニックを公開しているとしたら、早い話が何かの引力だと思えば良いだけのことです。

美容情報を広めている人達にもそういった人が多いことは、皆さんもよくご承知のことと思いますし。
商品を販売している時点で、まえがきにも書いている“引力”が垣間見えるとシンプルに考えれば良いだけのことです。

で、上であげた巷の声に対してお答えをしておきます。

 え? 化粧品は売ってないの?

コレはよく聞かれますが、そのつもりもありません。
だって、私が作ったらバカ高い中身になっちまうので、売れませんもの(笑)

実際のところ、よく要望は出てきますし期待頂くユーザーさんの声もありがたいのですが、私達は商品を売るプロではありませんので、企業として失敗するのは目に見えていますしね。
確かにこの年齢になると、これまでの集大成として積年の開発技術を駆使した最高のコスメを作りたいのは山々ではありますが、どこかで気が変わるか悪性腫瘍にでも侵されない限りは、ないと思います。

そしてもうひとつ

 手作りコスメ、スクールでやってたじゃん

この答えは昔からの方は背景をご存知なのですが、美里自身はずっと手作りコスメを否定してきています。
なのになぜ?ということなのですが、これはあまりにひどい市販コスメの現状に、材料さえあれば手作りコスメで市販コスメを超える化粧品が作れるというコンセプトのスクールを運営していたのです。
例えばクリーム。
今や外資も含め市場のクリームはポリマー系クリームが圧倒的シェアを占めていますが、これは実は家庭でもカンタンに作ることが可能になります。
ただ、材料が手に入らないだけのことなのですね。

そういった背景を踏まえ、ただ単にシロウト設計のキッチンコスメということではなく、付加価値の高い市販コスメを超える手作りコスメスクールをコンセプトに運用していた、つまり市販コスメを知るためのスクールだったのですね。
今でも時に開催依頼のメールを頂きますが、もうこの多忙の中ではとても運営できませんので、受講されたユーザーさんはラッキーと思って頂ければと思います。

まぁ、それはさておきまして、これらの背景を踏まえて今日の記事の〆めに進みます。

今後の活動について

さて、上の声の中にあるこの皆さんからの疑問

 「本当ったって、しょせんは化粧品作っている人でしょ?」

ここが今回大切なところで、これはその通りです。
私自身はメーカーでもありませんので傾倒や引力はありませんし、OEM企業の代表ですので色々と述べてきたスキンケアや化粧品業界の真実はその通りで、自分自身のポリシーのままにお仕事をするだけですから、ウソまやかし発言をする必要がありません。
私を含め弊社ビークラボは、あいも変わらずOEM会社として各社メーカーさんのコスメの研究開発をさせて頂いておりますし、普通の企業なら定年を迎えた歳ですがまだ市場にないユニークなコスメ開発が楽しくて仕方なく、趣味のように続けてまいる所存です。

長くなりましたが、そろそろ結論です。
こちらのブログを含め、このような経緯を踏まえてネットを通じた活動はこれで終了致します所存です。
これだけ情報を蓄積すると、情報は十分過ぎるほど網羅しておりますので、もうお伝えすることもありません。
過去ログやメルマガを検索して頂ければ、ユーザーさんが欲しい情報はほとんど収載されています。
2冊めの大学の教科書としてご依頼頂いた著書も本名で書いておりますし、美里アカウントのSNSの方ももう不要と感じました。

そしてもうひとつの理由を端的に書きますと、もうネットメディアを使っていくら美容の真実活動をしたって、なんらユーザーさんには響かないと理解できたためです。

今の時代は、おもしろおかしい分かりやすい情報が手にとりやすいということと、悟りました。
そういうのがお好みのユーザーさんは、どうぞそちらにというのが本音です。
私自身も上で書いたように、実際に目の前で期待をお持ち頂いているお客様に誠意をもった新しいコスメを開発するのでせいいっぱいですし、カラダがいくつあっても足りません(苦笑)
また、こうしたユーザーさんに寄り添ったポリシーを性根にお持ちのお若い技術者の方々もおられ、素晴らしい成長のおチカラになれる機会をもっと大切にしたいですし、そのための時間の方がよほど有意義で実利があると感じます。

それが結果的に、これまでの活動の収束点と感じた次第です。

公開してきた裏情報の置き場

最後になりますが、もちろんこちらのブログ含め、これまでの長年の活動にずーっとお付き合い頂いてスキンケア術を高めて頂いている方もおられますし、面識のある業界の方でひとつひとつの解説をご参考にして頂いている方も、幾人もおられます。
本当に感謝しかありません。

ですので、上でも述べたように現在流行りとなっている美容術やスキンケア法などの真実は、既にきちんと解説してきています。
年数の経過とともに修正点はあるかもしれませんが、いまさらの話題とも言えます。
そんな既出の情報に今も捕らわれてマウントしているくらいなら、そんなのはサクっと調べてもっと自身であらたな化粧品の選択法や、新時代のスキンケア法を知る時間を取られた方がよほどお肌は良くなると言えます。
最近のブログ記事にも書いていますが、時代は進化しているのですし。

例えば、美白成分としてはやはりビタミンC誘導体が優れていると提唱している私としては、今も氾濫している微量しか配合されていない製品の評価に翻弄されるよりも、より効率よく、より高濃度で設計されたビタミンC誘導体製品が世の中にたくさんあります
生真面目なメーカーさんは、薬機法・景表法に則って表立って宣伝されていないだけ。
入っているか否か?なんておもしろエセ実験に、なんの意味もありません。

攻撃されたい方がおられたら、どうぞご自由に、ですね。
リアルにいらっしゃって下さい。
事実は事実でしかありません。

というわけで、これまでの解説や美容術・化粧品の成分のことや業界の裏側などは、サクっと情報を入手できるようにこちらに整理して終わりに致します。
さすがに20年以上もこんな活動をしていますと、ちまたの情報はほぼほぼ網羅されていますので、著書5冊くらいはできそうな膨大な量になっていますが、できるだけラクに探せるように整理致しました。

次週にでも、それをアップしてこのブログの更新を終えたいと思います。
美容や化粧品に疑問などをちょっと感じたら、サクっと調べてご自身のスキンケアのヒントを見出して頂く資料にして頂ければと思います。

終わりに

@cosmeから始まり、メールマガジンから著書、そしてこちらのブログに至るまで、長くご愛顧頂きました方には心より感謝を申し上げます。
本当にありがとうございました。

今後はリアルの活動で、そしてユーザーの皆様にとって真にいいコスメを開発し、市場にどんどん広げていく活動を中心にしていきます所存です。
実際の化粧品で、モノを言っていきます。

これまで通り開発商品をオープンにすることはありませんが、手にされることがありましたらよろしくお願い申し上げ、最後のご挨拶とさせて頂きます。
難儀な時代ではありますが、皆様くれぐれもご自愛頂き、健やかなすっぴん肌を維持できますことを心より願っております。

それでは、またリアルでお会いする日まで。

お仕事の依頼はコチラまで。

by.美里 康人

1 COMMENT

とく

毎度の更新楽しみにしており残念ではありますが長い間本当にお疲れ様でした。
昨今様々な情報に触れることは簡単になりましたが、ここまで一般消費者にも分かりやすく、化粧品の真実・真髄や技術を知れるサイトは無いのではないでしょうか。
唯一無二の存在であると思います。
なんらかの形でこの知識を残されるとのこと、大変嬉しく思います。
改めて長い間本当にお疲れ様でした。

返信する

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です