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軟水にチャレンジ(FILE No.050)

メルマガアーカイブ

美里康人

2006年にスタートしたメールマガジンのアーカイブページ。
『コスメの真実・裏側』は、このメルマガがきっかけで出版された書籍でした。

◆◆FILE No.050 / 2007年5月配信◆◆

軟水にチャレンジ

さて、前回から水の話題について書いています。

水については、これまでどちらかというと怪しい水商売モノばかりを紹介してきました。
そこで今回はそんな水にも実はおもしろいモノがあるというお話をします。

皆さんは、石鹸カスを作らない『軟水』のお話を覚えておられるでしょうか?

昨年、当サイトのコラボセミナーとして
上関先生を講師として迎え
この軟水についての講義をしていただいた折りには
大変興味深い実験を見せていただき
硬水を使わない生活がどんなものか
お話していただきました。

もちろん石鹸カスは
水道水中に含まれる
カルシウムと石鹸分が結合する事で生成し
それがお肌に残る事で
ニキビや菌のエサになりやすいというのは
以前よりサイト内で書いてきましたし
その問題は軟水を使用する事で解決する事は
よく分かっていました。

ただ
実際に自分の家庭に軟水器があるわけではありませんし
軟水を使用して石鹸系の洗顔料や
ボディシャンプーを使ってみた事はなく
実際にどういった状態になるのか
自分で体験した事はありませんでした。

たとえ石鹸カスが残る事はわかっていても
小さい頃からなじんでいた
「キシキシ」としたその使用感は
それはそれで好きだったからです。

そこで今回
初めて家庭に軟水器を設置しましたので
その軟水の実力の体験を
今回リポートする事にしましょう。


設置はお風呂場にしました。
こんな感じです。

軟水器

で、早速設置当日から
日常使っている洗顔クリームやボディシャンプーで試してみました。
もちろんそれぞれのアイテムは
石鹸系洗浄剤使用の商品を使います。

そして数日間試してみて、驚いた事をまとめてみます。

  • 洗顔後のお肌のキシキシが全くなく、むしろツルツルする。
  • 洗顔クリームやボディシャンプーの泡立ちが非常によくなり、使用量が少量で済むようになった。
  • カランや蛇口などのステンレス部分の白い水垢跡がなくなった。
  • 鏡に付着する白い水滴跡がなくなった。
  • お湯の沸く時間が早くなり、湯温が高くなった。

ある程度想像はしていましたが
正直こんなに劇的な変化があるとは
思ってもみませんでした。

石鹸カスが生成しない分
お肌には油脂分が残って
ツルツルするんですね。

なによりおもしろいのは
商品によってこの残り感がはっきりと違う事です。
石鹸の中和度・鹸化度の違いが
大変よくわかります。

そしてもちろん
鏡やステンレス部分に付着していた白いカルシウムの跡が
どんどんとなくなっていきました。

その上軟水であちこち洗っているうちに
もともとあったカルシウムの塊りが軟らかくなって
ちょっとこすると落ちるんですね。
これは以外な事でした。


最後に今回軟水を使ってみて
予想もしないビックリした事があります。

まず一つ目は
軟水を使って石鹸で体を洗ったあと硬水の湯舟につかると
「ピーン!」と音が聞こえてきそうな位
入った瞬間に体全体に
例のキシキシが出る事です。
これには「おぉ!」っと、声が出そうでした。

つまり
石鹸で洗ったあとにお肌に付着していた油脂分が
硬水に触れる事で一気に石鹸カスに変わってしまうわけです。

という事は
きちんと石鹸カス対策をするには
シャワーだけでなく湯舟にも
軟水をためて沸かす必要があるという事ですね。

そして二つめは
「お湯が軟らかい」という事です。

よく温泉で肌触りが軟らかいといった言葉を使いますが
この言葉が非常によく分かる肌触りです。
とくに新しく沸かしたお湯などは
お肌に触れたときのピリ感が全くなく
お湯あたりが全く違う事に気付きます。

以上が軟水で石鹸を使う生活を試してみたリポートでした。

良い事ばかりを書いたようですが
ただ一点だけ
人によっては難点となる事があります。

それは石鹸系の洗浄剤で顔や体を洗ったあとの使用感
これがヌルヌルして気持ち悪いと
感じる方がおられるでしょう。

使うアイテムによってその感じは違いますが
キシキシした洗い上がりに慣れ親しんでいる方にとっては
それが汚れが落ちてスッキリしたという
目安のようになっているためです。

ようは、このヌルヌル感は
落ちたような気がしないという
そんな錯覚を感じるかもしれませんね。

特に年配や男性は
これが苦手な方もおられるかもしれません。

いずれにしても
お顔や全身が乾燥肌で困っておられる方は
一度試してみる価値ありです。

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