先日の台風の影響で
自宅の小さな庭で栽培していた青シソ(大葉)が
一気に枯れてしまってショックを受けている、美里です。
こんにちは。
いやぁ~、本当にたくさんの青々とした葉を連日つけてくれ
それこそ食べても食べても追いつかないほど豊作だった青シソが
ものの見事に枯れてしまってショックでした。
どうやら、自宅は海からそんなに遠くないため
塩分を多量に含んだ強風に晒され
枯れてしまったのだろうとの事でした。
いわゆる塩害ですね・・・。
枯れた葉と枝をバッサリと狩り
新たな芽が息吹くか最後の望みを託します。
さて話は変わり、自分は趣味でよく船に乗りますが
海の上は陸上みたく道路もなければ
信号や標識もありませんから
船の操縦は常にGPSナビを頼りに航行します。
方角と目視だけを道しるべとする船では
ほぼ当たり前の装備です。
そりゃそうですよね。
海には車道も歩道もありませんし
信号どころか交差点もありません。
東京湾のように岸が見える近海ならまだしも
大海に出てしまえばグルっと360度
水平線しか見えませんからね(苦笑)
なので霧なんか発生しようものなら
クルマの比じゃなく背筋も凍る恐怖です。
「路肩に止めてしばらく回避しよう!」
いや、海に路肩や駐車場なんて
ありませんから…。
漁港や港に回避しようと思っても
遠いその場所まで
どうやって航行するか?っていう話になります。
もちろん、相手も見えていません。
突然、巨大タンカーが突っ込んできて衝突っ!
そんな可能性もあるわけです。
昨今はクルマも
GPSナビを搭載するのは
ほぼ常識となってきましたね。
さて、話は飛ぶようですが
耳ってなぜ左右2つあるんでしょう?
「ステレオで聞いて、どっちから聞こえてくるか位置が分かるように、だよ」
うん。 そうですよね。
モノラルだとどこから聞こえてくるのか分かりませんから
左右の音の差を聞き分けて
脳が位置情報を解析して認知するわけです。
だから「おーい」と呼ばれたら
振り向く事ができるわけ。
「それくらい、知ってるし…。」
あ、そうですよね(^_^;)
すいません…。
ならば
実は、目も同じだって知ってました?
目の場合は
左右の方角は見ての通りで判断できます。
ただ、奥行きが分かりません。
で、右目と左目の映像の差を見極める事で
奥行きを脳で解析して
見ている景色の距離を認識するんだそう。
なるほど、なるほど。
動物の生体構造ってすごい…。
鼻たかだかで書いてますが
最近知りました(笑)
ではでは
実はそのたかだかな「鼻」
この穴も同じって知ってました?
悔しいけど、さらに知るわけもないですよね(笑)
だって、意外な事に
東大の生物研究で最近になって分かったらしいですから。
生物学の論文を調べていて知った次第です。
そう言われてみれば
すべての哺乳類動物は
必ず鼻の穴が左右ふたつです。
単に顔のバランスで…なんて軽く感じてましたが
きちんと意味があって2つあるそうで
左右でその差をかぎ分けて脳内でしっかり解析
そして位置情報を得ているそうです。
実は、人間の鼻はかなり退化しているんですね。
意外や意外、他の動物よりも相当に劣るのだそうです。
他の動物と比べると
人間は脳が非常に発達していますので
優れた目や耳のセンサーで十分に正確な位置情報が判断できるため
鼻はさほど重要な役割を占めなくなったからです。
だからよく分かっていなかったのだそう。
目があまりよくない動物や魚は
位置の情報を得にくいために
鼻が大変発達しているという事なんですね。
犬がまさにその典型。
犬の鼻のかぎ分け能力が「す、すごい…。」と
テレビなんかでもよく目にしますが
実は人間の鼻が非常に退化してしまい
単にあり得ないほど鈍感になっている
ただそれだけの事だったんですね(^_^;)
おそらくは
動物の中でもどん尻に近いほど
その性能は下位なのではないかと…。
誰か「動物の鼻性能ランキング~」
なんて特集やってくれないですかね?(笑)
鼻はマウスやウサギにも劣るんですから…。
というわけで今日は
動物が持つGPS機能のお話でありました。
で、次回はその鼻に関係した
「におい」のお話です。
次回は少し化粧品に関係あるお話(笑)
では、また。
by.美里 康人