週3で異なる目線の美容記事をお届け
美里康人
メーカーの企画ご担当者さんなども多く聴講頂いています
時に、技術者の方向けのPR記事で申し訳ありません。
すでに5・6度目のセミナーになりますが、今年も同内容でご依頼頂きましたので開催となりました。
お問い合わせ頂くこともありますので、今回はきちんと広報しておきたいと思います。
この記事の目次
ご案内
今年もまだwebセミナーで、ZOOMによる配信となっています。
■略 称
化粧品安定性試験【WEBセミナー】
■開催日時
2022年06月29日(水) 12:30~16:30
■主 催
(株)R&D支援センター
■プログラム
1.法規制
1-1 品質保持基準
1-2 試験基準
2.安定性試験の現状
2-2 業界の実情
2-3 各企業が抱える課題点
3.促進試験の時短対策
4.試験手法の実例
4-1 物理特性からの推測
4-1-1 物理特性をとらえる
・ 流動性
・ 硬さ
・ 色、およびその変化
・ 粒子観察
4-1-2 五感検査でとらえる
・ 視覚
・ 臭覚
・ テクスチュア
4-2 化学変化からの予測
4-2-1 見極め方と予測
4-2-2 実例を踏まえて
5.容器形態により起こるトラブルの予測
5-1 チューブ容器
5-2 シリンジ容器
5-3 スポイド容器
5-4 ディスペンサー容器
5-5 不織布マスク
6.製剤毎におこる特異的品質課題の対策
6-1 水モノ剤型
6-2 乳化物剤型
6-2-1 遠心分離試験
6-2-2 動的試験
6-2-3 顕微鏡観察
6-2-4 粒度分布測定
6-3 洗顔料
6-4 その他
7.まとめ
なお、今回は後日のアーカイブ配信もあるそうです。
詳細と、お申込みはこちらから。
《化粧品安定性試験の実例を用いた進め方と自社基準の設定》
【LIVE配信】
こちら→https://www.rdsc.co.jp/seminar/220627
主催)R&D支援センター
https://www.rdsc.co.jp/home
以上の項目をご覧頂くと、技術者の方を対象とした内容でその通りなのですが、私の講義はどちらかといえば実践的・現場的な角度からの実施例を多く取り入れ、製造販売業だけを保有されている販社(メーカー)さんの方々も、非常に参考になる内容にしております。
というのも、以前にもtwitterでつぶやいた通り、ここ数年で私達のような製造業を主とした工場側の企業よりも、実際にユーザーさんと直結している販社さんの方に薬事の監視の重きが置かれています。
それはここ数年の市場での健康被害(つまり皮膚トラブル被害)が頻発している現状を踏まえてのことに、他なりません。
となると、OEM企業に製造を委託されているメーカーさんにおいても、品質についてきちんと製造会社さんと情報を共有しなければなりません。
また、供給される製品について、監視をする立場にある意識を持つことが要求されていますし、メーカーさんが販売の現場で掌握されているユーザーさんからの情報も、製造工場さんにリターンしなければなりません。。
つまり、昔のように”製造会社さんに任せています“では済まなくなっているということです。
もちろん、市場トラブルが発生した際には、メーカーさんの企業名が真っ先に厚労省のページに収載されます。
ということで、これを踏まえてOEM委託で化粧品をお作りになられている販社さんも、最近は受講される方が多くなっています。
できるだけ分かりやすく解説しておりますので、是非とも避けて通られずに受講をオススメ致します。
ジャーナル執筆
なお、再び技術者の方向けのジャーナル【コスメティックステージ」(COSMETIC STAGE)】にも執筆致します。
今回は企画の部分執筆です。
お題は
【特集2】 加速試験による化粧品の安定性評価とアレニウス式活用
きたる10月号をチェック下さいませ。
次週はいつものブログ記事に戻ります。
by.美里 康人