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続・書籍『コスメの真実・裏側』のレビューについて

続きへ」などと書いておいて、ここまで放置するとは許せませんよね・・・。
ほんと、皆様ごめんなさい。

で、反省の様子もなく続きへ(笑)

* * *


amazonで『コスメの真実・裏側』に書かれたレビューへの指摘点の一部を
今回は書き出してみました。

1.スクワランとスクワレンについて

これは、レビューに書かれてある事は正しいです。
でも私は間違いを書いたわけではなく
あえてユーザーの皆さんに脳内イメージしてもらいやすいよう
割愛してカンタンに文字にしただけの事です。

「スクワレン構造中の一部の炭素同士の結合にはσ結合とπ結合という形で2本の手が使われ・・・(以下略)」

こんな事を説明されても、皆さんには意味不明ですよね。
ましてや、化学結合のカタチを知る事になんの意味もありません。

読み手の事を考えない技術者の自己満足な書き物を
KYな著書、と言います。
上から目線にならないよう注意を払い
読まれる方々の目線で書いているのですから。

2.植物エキスの溶媒について

指摘点は以下です。

「植物エキスの溶剤について、実際には、溶剤がBGであれば、BGの比率が49%前後あるいはBGの比率が29%前後の場合が大半を占め・・・(以下略」)

数字に拘るのは、数学者の方なのでしょうかね。

世に存在する何千種類もの実際のエキスの抽出溶媒は
原料メーカーさんによって
そして有効成分の抽出目的によって多種多様、様々です。
中には水抽出のものも存在しますし。

その範囲の広さをとらえて数字にケチをつけるなんて
ナンセンスにもほどがあります。

この記述箇所でユーザーの方々が得るべき情報は

1)エキス原料中、エキス有効成分の含有量(固形分と言います)は平均して1%である事。
(植物抽出エキスを1%配合しても、実際の有効成分含有量はおよそ0.01%という事実。)
2)世に存在する実際の化粧品へのエキス配合量は、極微量であるコスメが多い事。
(これを揶揄して、「タンクに数滴」と表現しているのです。)

つまり、皆さんが知るべきはココです。

『0.01%から0.1%程度の実配合量だと、植物エキスの配合は全く無意味である。』

そして実経験から断言します。
通販などのチープなコスメは
この現実がほとんど(全部ではない)である事を。

『現場を知る』実務経験のある方のようなので、これを否定できるならして頂きましょう。
メーカーさんの実名を挙げて、遠慮なくどうぞ。
私、チカラの及ぶ限りきちんと調べて回答してみせますから。

3.BG高濃度含有コスメのテクスチュアについて

コメントのコピペです。

「BG30%+精製水70%の各化粧水を作ることができ、実際試してみましたが・・・(中略)・・・BG30%でもあまりべたつきを感じなかったからです。」

著書中に記載する内容に
個人の感想はナンセンスと気付いて欲しいものです。

BGを30%も配合した化粧水のテクスチュアが
ユーザーに受け入れられる、と???

以前にスクールも開講していましたが
手作りコスメに手を染めた経験のあるユーザーさんなら
この答えはよくご存じです。

2 COMMENTS

管理者

(2013年10月08日 15時37分26秒 通りすがりさんから頂いたコメント)

レビュー考察その2、一気に読んでしまいました。
単に攻撃の為だけのレビューであっても、書き込みをしていらっしゃるのは技術者かもしれませんね。
その方の置かれた立場は、一組織人として理解できないわけではありません。しかしその立場を超えて、技術者魂が浮かび上がってくることを願っています。

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美里 康人

(2013年10月21日 18時44分38秒 に返信)

通りすがりさん

いつも(?)ありがとうございます。

いざメーカーさんのお仕事をするとなると
色々と困難な問題にぶつかりますね~。
時には技術屋として商品化する事をためらうようなケースも・・・。
仙人のように霞を食っては生きていけませんしね。

接点が見いだせる限りは
ふんばっていきたいと思っています。

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