ひじょ~~~~~に長きに渡り、放置してしまいました・・・(汗)
あまりの多忙に、やめるのもひとつの手段かと思う時期もありましたが
「いや、待て・・・」と踏みとどまっている間に年月が経過・・・。
やはり美容業界がもう一歩進むためには
業界人や技術の方々、そして消費者の皆さんにも
一歩踏み込んで業界を見直す機会がなければならないと
この場をもっと活用していこうと、思いとどまりました。
(いや・・・なんのお役にも立っていませんがね・苦笑)
ですので、以前のほどの頻度とはいかないまでも
ことある毎に一文を書き留めていこうと思います。
* * *
そこで復帰第一弾は、最近仕事として増えてきた業界の技術セミナーの依頼について。
いやぁ、もうそんな歳になってしまったのですねぇ。。。(シミジミ)
今回は遠征して関西方面の大阪になりました。
内容の詳細や案内はこちら。
ご興味のある方は今からでも申し込み可能です。
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エラソーに、こうした化粧品技術に関するセミナーも数回になりましたが
相変らず受講者の方々は、化粧品を作られている工場さんがほとんど。
つまりは、化粧品技術者として本職の方。
化粧品研究者の方だったり
品質管理部署で活躍する方だったり
生産技術の方だったり・・・と。
もちろん、主催者さんにとって元来の目的はココ。
ただ私としては、これは非常に不本意と感じてなりません。
なぜなら、実際に化粧品を販売されているのは販社さんやメーカーさん。
特にOEM工場に生産を委託されている企業さんは
化粧品が製造される上で必要とされる技術や課題について
そしてもっと言うならば
薬機法(旧薬事法)のあらかたについて
こうした事を知らずして消費者に化粧品を提供されているのは
大きな問題だと感じてなりません。
もちろん、OEM工場さんに商品の開発や生産の依頼をされる上でも
トラブルが発生したりすれ違いが生じたりと
課題にぶち当たって自分達が販売したい良い商品作りが達成されないという現実に
直視しているはずなのです。
これは今も色んな化粧品開発に携わらせて頂いていて
日々感じてならない事態に直面している事実があるためです。
特に販社さん・メーカーさんにおいて企画や商品開発に従事しておられる方々は
絶対に学んでおく必要があるとまで言い切って良いほどです。
少なくても、損にはなりませんし。
今でも胸の奥に、たくさんのご担当者さんへの想いがよぎります。
「〇〇さん、あなたのお立場こそこうした裏側を知っておくべきですよ・・・。」
以前もここで書きましたが
インターネットなど、無償で得られる情報にはバイアスが掛かっていたり
ウソ偽り・いい加減・聞きかじり・無責任
そして、コピペ・カウント稼ぎ、と。
精査する基礎能力がなければ、ただ単に翻弄されてしまうだけの無用なものとなってしまいます。
いや、なによりそれをプロとして仕事に取り込んでしまうと
事は個人的な問題だけでは済まされないわけですから
社会で重要な事態に発展する事に気付かないといけません。
「商品がなぜ売れないのだろう・・・。」
「なぜ期待した反響が得られないだろう・・・。」
「なぜ消費者トラブルが多いのだろう・・・。」
こうした疑問の大半も、化粧品の裏側を知らずして商品を作ってしまった事によるケースが多いと感じます。
はい、化粧品はOEM会社が作っていると考えてはなりません。
あ・な・たが、主役です。
では、また次回。
by.美里 康人