化粧品開発のご相談はビークラボへ >>

魅惑の数字は、マジック<99%〇〇〇編> その1

皆さん、こんにちは。

「寒い…。」が口癖になった今日この頃ですが
まだようやく2月になったばかり…。

寒さはこれから…ですね(シミジミ)

さて、早速今日のお題です。

99.○%の○○○!

掲題にもあるように、こんな魅惑の数字が目に飛び込んでくる化粧品のCMをよくみますね。

テレビでも見掛けた覚えはありませんか?

これって、消費者心理として「濃厚」だとか「余計なモノが入っていない」といった好印象をイメージに植え付ける、実に緻密な販売戦略のひとつです。

だから付加価値が高い商品なのか?

う~ん…。
まだまだ大中小関わらず色んなメーカーさんの化粧品開発を手掛ける自分としては、書くのは心苦しいのですが…。

ここは鬼になって書いてしまうべきところ。
大手さんどころなら、大した痛手もないでしょう(笑)

まさにテレビCMで最近よく目にする、以下の数字マジック。

「純グリセリン99%の、劇的~○○」

注釈には、さらに追い討ちをかけるように

「医療現場で使われている…云々」

コレ、実は全く特別な事ではないですね。

グリセリンなんて
少なくても日本の化粧品工場ならどこの製造企業さんでも
純度99%アップ(以上の意)、医薬品グレードのグリセリンを使っています。

だって、手作りコスメをされている方なら
ドラッグストアで500ML入りのグリセリンが
フツーに数百円で販売されているのをよくご存じ。
ドラッグストアなので、当然ながら医薬品用の「日局(日本薬局方)」ですから。

この程度のお値段ですので
当然、私達も同じ品質のものを化粧品に使用する際の原料としているのがフツーです。

化粧品業界がこうなっているのには訳があって
グリセリンを製造している原料工場さんが
わざわざ医薬品用・化粧品用とグレードを分けて作る方が
むしろ余計にコストがかかってしまうためです。

ドラッグストアでの消費者末端価格でさえ
もともとがこんなにお安い原料。
それに余計なコストを掛けると利益がなくなってしまうので
もうそれならと、統一した品質一本になったというわけです。

まぁ、ウソではないので薬機法や広告表示法的に問題はありませんが
特別な事でもないのに…はぁ…という次第です(苦笑)

もちろん、原料品質事情のよろしくない中東・アジアといった海外や
日本でも、家内工業的に超チープな工場さんの内情までは知りませんが。

そしてさらには
今度は逆のケースのお話。

と・・・次の事例は次回にしたいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です