「ナノコスメを知る 秘話1」の続きです。
化粧品に利用されているナノ技術について
お話を進めていきますが
最初にまず何をナノにしているのかを
知る必要があります。
これには大きく二つの技術があります。
一つは、酸化チタンや酸化亜鉛など
紫外線遮蔽剤のナノサイズ化技術です。
ご存知の方も多いかもしれませんが
これらは日焼け止め製剤によく使用されています。
そして二つ目は
有効成分のナノ化技術です。
これは有効成分を
お肌の奥深く浸透させるための方法で
いわゆる医薬品における
ドラッグデリバリースシステム(DDS)の応用技術です。
自然志向のコスメを販売しているメーカーや
そうしたナチュラル信仰を
お持ちのユーザーさんの間では
「ナノコスメはお肌に悪い成分が浸透してしまって危険だ。」
と、明確な根拠も示さず
誹謗されているようですので
これら二点についてもう少し深く勉強していきましょう。
まぁ、自分たちのコスメを
なんとか沢山売りたい、
そして、ユーザーになんとか
安全と感じてもらえるように
他者を非難するやり方は
10年以上も前から相変わらずですので
気にする必要もないのですが・・・。
次回に続く