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機能性コスメ評価法~その2:洗顔料(FILE No.032)

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◆◆FILE No.032 / 2006年12月配信◆◆

機能性コスメ評価法~その2:洗顔料

前回より機能性コスメをご自分できっちり評価する方法を書いています。
今回はその二回目で、洗顔料についてお伝えしたいと思います。

cosmetic-webの洗顔料の基礎知識でも書いていますが
洗顔料と言っても固形の石鹸もあれば
クリームタイプの洗顔クリームもあります。
また、最近はポンプフォーマーによる泡状のものや
液状タイプのものも市販されていますね。

これら全て含めて同様に扱い
その機能性を計る方法を書いていきましょう。

泡立ちのテイスティング

まず洗顔料の機能と言えば
「泡立ち」が一番に挙げられますね。
もちろんここでは、泡立ちだけでなく
泡の質感やコシなども見ていく事になります。

皆さんは洗顔料を泡立てるのに
泡立てネットをお使いでしょうか?

もちろん、これはラクちんですし
細かい泡がたくさんできるのでお勧めです。
100均の商品でもなかなか機能性が高く
傷み難いので大変goodです。

ただし!
ここでのテスティングには決して使わないで下さいね。

そうなんです。
少々泡立ちの悪い洗顔料でも
簡単に泡ができてしまうからなんですね。
差があまりないアイテムであれば
その差が全く分かりません。

では早速その方法にいきましょう。

手順1
事前準備
まず最初に、食器洗剤で手の甲や手の平、そして指の叉のところも丁寧に洗います。
手順2
洗顔料を手に取る
自分なりに量を決めて一定量の洗顔料を手の平に出します。
(1cm程度を基本にして下さい。)
固形石鹸の場合は、回数を決めて手に擦り付けて下さい。
手順3
手に塗り広げる
手の平に水を4~5滴加えて洗顔料となじませ、手の甲・手の平・指の叉に至るまで塗りこみます。

洗顔の泡立て方法
洗顔料の泡立て方法
洗顔料の泡立て方法
手順4
泡立て前準備
よく塗り込んだところで、両手にザっと水をかけて濡らし、泡立てます。

洗顔料の泡立て方法
洗顔料の泡立て方法
洗顔料の泡立て方法
手順5
泡立て
すぐに大きな泡ができるので、今度は手の平の中で泡を擦り、細かく練っていきます。

洗顔料の泡立て方法
洗顔料の泡立て方法
手順6
きめ細かい泡にする
何度も練ったり泡を左右の手に移動したりしながら、ボール状にしていきます。

洗顔料の泡立て方法
洗顔料の泡立て方法
洗顔料の泡立て方法
手順7
泡立ちの観察
ここまでの泡の立ち方やスピード、そしてボールの大きさをよく観察し、泡立ちを判断します。
手順8
泡弾力の観察
泡ボールをもう片方の手の平で軽く押さえてみて、この時の泡のキメの細かさや泡の弾力を観察します。
洗顔料の泡立て方法
手順9
泡立ちの持続性の観察
最後に、こうした間に泡が壊れていかないか、モチを観察します。

以上が泡立ちのテスティング法です。

この方法を使わなくても
うまく手だけで泡立てができる方は
慣れた方法で行って頂いて構いません。

慣れてくると
この方法で比較的小さな差でも判定する事ができます。
ポンプフォーマータイプはこの方法が使えませんが
ポンピングして出した泡がこうして作った泡とどう違うか
しっかりと観察する事で
ある程度判断材料になりますね。

石鹸カス量の判定方法

続いて
「石鹸カス量」の判定方法です。
上記のテスティングが終わった後にみる方法をご紹介します。

手順1
水分をふき取る
テスティング後の濡れた手を、タオルドライします。
手順2
手をすり合わせる
完全に乾ききらないうちに、手の平をアカを出すつもりで強く擦り合わせます。消しゴムで手を擦る感覚と言えば分かりやすいかもしれませんね。
石鹸カスの判定方法
手順3
石鹸カスを出す
完全に乾いてくると手の平から消しゴムカスのようなものが出てきますので、これが石鹸カスです。それを黒い紙などの上に落とします。
石鹸カスの判定方法
手順4
判定
出なくなるまで続け、落ちた石鹸カスの量を見て判定します。
石鹸カスの判定方法

以上が、洗顔料の機能性を評価する方法です。
泡立ちが良くない洗顔料は
ほとんどが洗浄性も低いと考えて良いでしょう。
ただし、機械を使った正確な方法ではありませんので
判断しづらい時は何度か行ってみて下さい。

その他、油分などの残留感やツッパリ感も
しっかりと五感で捕らえる事を忘れないで下さいね。
乾いた後の手の平のカピカピした感触も
需要なポイントとなりますよ。

<洗顔料の基礎知識>

洗顔の基礎知識

次回は、日焼け止めの耐水性のテスティングになります。

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