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これでおすすめシートマスクケア

ようやくブログのお引越しが完了し
今回から大きくリニューアルとなりました。
過去記事もカテゴリー分類。
探しやすくなりましたので
今後ともご愛顧ほどお願い申し上げます。

まだ一部手を入れないといけませんが
まずはご了承頂ければと思います。

* * *

さて、前回シートマスクについて
比較的否定的な話題をとりあげましたが
シートマスクそのものの
原理的にはスキンケアとして有効な手段と
お伝えしました。

そういう意味で過去にも話題にしたことがありますが
シートマスクそのものを否定しているのではありません。
市場からコスパフォの良い商品を見出すのが難しい・・・
そう考えれば良いと思います。

本来は理に叶ったスペシャルケア

では今回は
このシートマスクをどう前向きにスキンケアへ取り入れるか
ヒントを記事にしたいと思います。

前回、中身のクオリティに関しては
どうしてもコストが掛けられないので
美容液レベルの期待はできないとお伝えしました。

しかしながら
それを踏まえても保湿理論としては
非常に理にかなっているのは間違いありません。

前回、隠ぺい効果によっても中身の性能は増幅されるとお話しましたが
これにはきちんと根拠があります。

一般論的には使用時のプロセスを少し考えると
皮膚への塗布後に乾燥していく段階で
どんどん水分が揮発するので美容成分が濃縮され
その過程で効果が高まっていくのじゃないか?と思われがちなのですが
それはシートマスクを剥がしてから期待すれば良いことであって
塗布直後は皮膚上に水分がたくさん存在することで
皮膚の角質層が膨潤しますので
つまり開いた状態になって成分の浸透も高まることになります。

長くお風呂に浸かっていると
皮膚がふやける状態を想像して頂ければ
分かりやすいでしょうか。

ということで
やはりこうして論理的に考えても
シートマスクのような隠ぺい効果は
スキンケア効果が期待できると考えて間違いありません。

中身にこだわる

なので、中身や成分に拘って取り入れたい場合は
皆さんがお手持ちになっている化粧水
そして美容液などを
市販されているシートだけ手に入れられて
それにしみ込ませて使用されるのがもっともコスパフォもよく
効果も期待できると思います。

ただ、市販品のように1回で20mLも使ってしまうのではないか?

ついそう考えてしまいがちですが
実際に使うのにはそんなに必要ありません。

なぜなら市販のものは
袋の中にかなり残る位余分に包入されているからです。

そう、シートを出したあとに袋を逆さまにすると
タラタラっと中身が垂れてきますよね。
「足りない!」っとクレームにならないよう
少し多めに充填されているわけです。

さらにもう一点
手持ちの液でやってみると中身が少なくて済む理由があります。

それは、市販の製品は貼り付けて放置している間に
どんどん乾燥してくることも計算に入れられているため、です。

「でも、それは手持ちの液を使っても同じじゃん。」

確かにその通り。
でもこれは、解決の方法があるんです。

使用量は少なくて済む方法

それが前回も触れた「シリコンマスク」です。
100円均一で売られています。

シリコーンマスク

そのまま単独で使用しても効果がなかなかのモノなんですが
既にyoutubeなどで動画投稿されている通り
結構、浮き上がったりする箇所も多く
100点満点とは言えない課題を持っています。
また、液の保持性能もかなり低いですね。

なので、これを活用したひと工夫をするわけです。

上で書いた通り、これも100円均一で良いのですが
複数枚入って売られている不織布製のフェイスシートを
別に買ってきます。
つまり、市販のシートマスクのように不織布に液をしみ込ませ
それをお顔に貼付して、その上からシリコンマスクで覆います。
不織布に液がたっぷりと保持されていますので
シリコンマスクもはがれにくくなります。
この時、シリコンマスクを
あまり強く押さえつけて貼り付けない方がいいです。
手で強く押さえすぎると液が横からはみ出てきますので。
ペロンと剥がれてこない程度に密着しておいてあげれば大丈夫です。

こんな方法で使ってみると使用する液は
実に、半分以下で済むことが分かります。
その分、手持ちのいいアイテムを取り入れることができますね。

使用量を抑えるには最初少しコツが要りますが
勝負効果と翌日のお肌状態をイメージして
頑張ってみて下さいね。

では、また。

by.美里 康人

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