◆◆FILE No.076 / 2008年4月配信◆◆
安全性の証明
今回は、先週末にわが身で体験した
ちょっとおどろきの体験談のお話。
ご存知のように私はIKKOさんではありませんので
当たり前ですが、ぶっちゃけ男性です(笑)
でもこれをご覧の皆さんは
ほとんどが女性の方だと思います。
で、皆さんの中のお話でも
よく安全な洗顔料や洗浄剤のことが話題になります。
その中には○○が合わなかったといったお話も。
ところがよくよく考えてみると
こうした事をもっともよく知っているのは
実は男性だというお話。
「えー!!! オトコの顔なんて、ぜ~んぜん鈍感じゃん!!!」
(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)
確かに、われわれオトコはツラの皮が厚く
鈍感かもしれません。
ただ、男性はよくカミソリでヒゲを剃ります。
このカミソリで顔を剃る行為というのは
肌表面を大変荒らしますので
実は非常にお肌の表面を敏感な状態にしてしまうんですね。
よく、顔を剃ったあと
血だらけになっている方もおられます(笑)
この状態の時に洗顔料で顔を洗うと
敏感な方でなくても顔中にピリピリ痛みが走ります。
そりゃもうはっきり言って・・・痛いです(涙)
例え石鹸であろうがアルカリ性ですから
「イタタタタタっ!」
てな感じです。
前置きが長くなりましたね。
先週末に体験したことというのは
こんな中で起きたひとつの出来事でした。
私はあまりヒゲが濃くありませんので
カミソリでヒゲを剃ることは滅多にありません。
で、先週末は美容院へ散髪に行ったついでに
すっかりサッパリしようと
その夜にお風呂でヒゲとともに顔を剃りました。
私は安全な洗浄剤のひとつとして以前より
アミノ酸系の洗顔料のよくとりあげています。
なので、お風呂場に自分で処方したアミノ酸系の洗顔料を常備していますが
この日はなにげなく
ヒゲソリに使う泡にこれを使用してみました。
私は子供の時からアトピーがひどかったせいか
顔も含めよくじんましんや湿疹が出る体質ですし
カミソリ負けも日常茶飯事な肌質。
そんなですから
ヒゲを剃るときに石鹸などの泡を使うといつもピリピリ。
でもまぁそれが日常のことですから
それも慣れっこ。
この日もこのアミノ酸系の泡を顔中に塗りたくり
3枚刃のカミソリでジョリジョリとやり始めました。
そこでふと
「アレレ??? え??? なんか違う???」
そう!
コイツは刺激を全く感じない!!!
痛みを感じない状況に気付くのに
しばしの時間を要しました(苦笑)
自分の勘違いかと思い
その後に同じくアミノ酸系であるダヴのフォームを使って
洗顔をしてみました。
(*フォームのダヴは、一部他の界面活性剤を使用しています。)
「アタタタタっ!!!」
いつものピリピリが来ました。
勘違いじゃない・・・
再度ためしに近くにあった石鹸系の洗顔で試すと
「ひぇぇぇぇぇぇ!!!」
どうやら、鈍感になってたのではないようです。
最後にもう一度自分で処方したアミノ酸系のフォームで試すも
「おぉぉぉ!! 全く痛みを感じない!!」
これには驚きました。
以前から最新のアミノ酸系の洗浄剤(洗顔料)は
目に入っても痛くないくらい安心して使えますと
そんな感じで公言はしてきましたが
まさかこんなにも違いがあるとは思ってもみませんでした。
う~ん・・・おそるべし。
まぁ、必ずしも粘膜刺激性が完全なる安全の証しとは言えないのですが
通常はマウスやラットの眼粘膜への刺激性試験を
一つの安全性の指針としますので
これは安全性のかなりの要素を確証していることになります。
今後もアレルギー性の問題や
環境への影響レベルでの試験が進んでいくことでしょうが
まずはヒトに対して安心な素材であることが
証明されたというひとつの断片でした。
それにしても・・・
お風呂に入ってる時まで仕事のことを考えているようで
ちょっとイヤなライフワークですよね(苦笑)
<2021年8月追記>
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当時は、まだまだ目新しかったアミノ酸系界面活性剤を使用した洗顔フォームでしたが
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