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メイク製品などの[+/-]表示

こんにちは!
美育Laboのゆっきーです。

今日は、化粧品の全成分表示のことを書いてみようかと思います。

メイク製品の全成分表示を見ると
成分名が羅列されている途中に、[+/-]という表示が書かれていることがあります。
例えば、こんな感じ。
化粧品成分表示
これは、この[+/-]記号の後ろに書かれている成分は
その製品に入っているかもしれないし、もしかしたら入っていないこともあるという意味で
着色剤の成分表示に使われる記号なんです。

たとえば、リップとかアイシャドーなど、
同じ商品でも10色も20色もラインナップされていることがあります。
それらの商品は、着色剤の種類や量の組み合わせを微妙に変えることで
カラーバリエーションをそろえているけれど
着色剤以外の基本処方は全く同じということが多いです。
実は、全成分表示のための成分リストを作成するのは
結構めんどうな作業なので
そのうえ、着色剤の部分だけが微妙に異なっている成分表を
色番ごとに全部作成するとなると、大変な作業といえます。
そのため、同一商品の色違いで使用している着色剤を全部ひとまとめにして
[+/-]記号のあとに並べた成分表を作成し、
これを共通成分表として使うことができるようになっています。

ちなみに、[+/-]は着色剤をまとめるためだけに使える記号で
着色剤以外の成分が違う場合は、それぞれ個別に成分表を作成する必要があります。

化粧品のパッケージには、色々なことが表示されていて
端から端までしっかり読むユーザーの方は少ないと思うけれど
意外と細かいルールがあり、各化粧品メーカーさんはそれに基づいて表示しています。
スキンケア製品の成分は、あれこれ見ることが多いけれど
メイクアップ製品の方は、発色や使用感重視で、成分はあまり気にしていない
美育Laboのアシスタントゆっきーでした。

<参考文献>

現場で役立つ化粧品・美容のQ&A 現場で役立つ化粧品・美容のQ&A
(2011/12/22)
岡部 美代治、久光 一誠 他

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2 COMMENTS

篠原

SECRET: 0
PASS: 32a6f4310553671c9a858377b3723bfe
表示の仕方ひとつとっても、いろいろ大変なんですね。私なんかだと大ざっぱすぎて書き漏れ続出してしまいそうです(^_^;)
化粧品の成分表示を見ていつも思うんですが、
一般の方がそれを見たところで何が何にどう作用するのかわからないですよね。専門家の方でない限り。。
だったら業者さんの手間を省いてHPだけに表示しとくとかそれでいいんじゃないのかなーと思ってしまいます。
怒られそうですけど。
美里所長さん、大きなタイ釣ってらっしゃいますね。私は近くの海で小さいサバが集まってるところに釣り糸垂らすくらいしかやったことありません。
一度でいいから大物ゲットしたいです^^
それはそうとゆっきーさんの記事を拝読させていただいてて、以前の鹿の皮でつくったスーパーセームの記事を発見しました。
ゆっきーさんのブログは何といいますか、美容情報の宝石箱といいますか、玉手箱と言いますか、知りたいことを書いてくださってるので大好きです。

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ゆっきー

SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
篠原さん、こんにちは!
化粧品パッケージの表示に関しては
「薬事法」によって細かいルールが決められています。
全成分の表示を含め、誤字脱字などがあったりすると
最悪、商品回収になることもあります(-"-)
そのため、複数人で確認するのは当然だし、
私も原稿チェックをする機会があるけれど、
「OK」のサインをするときは緊張します。
個人的には、私も大雑把な人種なので
ちょっとくらいいいんじゃないの?
そんなことにコストをかけるくらいなら、
その分ユーザーに還元するか企業利益にして給料UPで経済が活性化・・・など
なにか社会的にメリットのありそうなことに労力を使えば良いのになぁと言いたいデス!
万が一間違えても修正が簡単なHPへ掲載すればOKというような
みんなが見たい時にいつでも見られるネット社会になれば
法改正はあるのかしら!?
アレルギーなど、万が一の可能性も考慮しないといけないことだから
簡単なお話じゃないですよね。。。
何はともあれ、全成分をみて化粧品の全情報を100%理解できる人は
ある意味奇跡的な人物と言えるでしょう。
配合パーセントの情報もなければ、
実際にビーカーワークしたわけじゃない商品については
美里所長さんでも合格点の解説できても100%は無理です。
化粧品は、頭でっかちになって使うより
感性で楽しく心地よく使う方がキレイへの近道な気がしております。
(もちろん安全性を考慮したルールを守っての上でのお話です)
美里所長のアマダイ、家庭用のまな板からはみ出していた写真も見たのだけれど
本当に“大物”ですよね!!
所長サン的には、もっとグイグイ引く魚の方が楽しいのだろうけれど
それでも今年の釣りおさめ(らしい)に大物をgetできたのは嬉しそうでした。
篠原さんも私も何か大物ゲットできるといいですね(*^。^*)
またまた寒波がやってきて
しばらく寒い日が続くようなので
体調にはお気を付けくださいませ!

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