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化粧品の防腐殺菌剤の条件

こんにちは!
美育Laboのゆっきーです。
さて、今日は予告!?どおり「防腐殺菌剤(抗菌剤)」のお話です。
昨日、「防腐殺菌剤(抗菌剤)」の条件は意外と厳しいのですよ~というところで
終わっていたので、その続きから。。。
『化粧品科学ガイド第1版(フレグランスジャーナル社刊)』を参考に
ご紹介しますね!
<防腐殺菌剤(抗菌剤)に求められる条件>
1.製剤に可溶で、結晶析出や分離が生じないこと。
例えば化粧水の中に、防腐剤が溶けずに底に沈んでいたり
一度は溶けてちゃんと混ざったようにみえても
時間がたつと結晶になっていたり、分離したりしているコスメなんて使いたくないですよね~
2.無色、無臭で安全性が高く、皮膚刺激がないこと。
「天然の防腐剤」という話は、どこからともなく現れては消えてゆきますが、
大抵の理由は、これか次の項目に当てはまります。
防腐効果はあるけど、やたら皮膚刺激が強かったり
「不愉快だ!」と言いたくなるくらい臭かったり・・・
3.広い範囲の微生物に対して有効である。
化粧品を腐らせる微生物は1種類だけじゃありません。
カビにも細菌にも防腐力を発揮して、
たくさんの種類の微生物に対して効果がないと
微生物の数だけ防腐座殺菌剤が必要になってしまいます。
例えば「100種類もの防腐剤が入った品質保障はバッチリの化粧品」とか言われても、
そんなの欲しくないですよね~
4.処方中の各成分との適合性に富み、
かつpHなどの条件により抗菌活性が影響されないこと。

種類がたくさんある化粧品原料(成分)は、
仲良しな相性の成分もあれば、
いつもケンカばっかりしてお互いの足を引っ張り合うような関係の成分もあります。
だから、色々な成分と相性がよくないと、安定性がキープできません。
また、製品によってpHは様々です。
ちょっとくらいpHが変化しても効果が変わらない防腐殺菌剤じゃないと
とっても使い勝手が悪いのです
5.物理化学的に安定で、効力に持続性があること
例えば、開封すれば、空気が入ります。(=菌が入る可能性がある)
化粧品を使いきるまで、腐ってもらっちゃ困るので持続力も必要なんです。
コスメの中で、防腐剤は嫌われ者の代表みたいな存在ですが、
こんなに色々な条件をクリアして
品質保持のために頑張っている存在なので
必要以上に嫌わないでやってくださいね~。。。
美育Laboのアシスタントゆっきーでした。

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