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リピジュアの美容効果

化粧品成分リピジュアとは


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10年近い前に、一度取り上げたテーマ「リピジュア」ですが
本日は、リライトして、当時よりも詳しくご紹介したいと思います。

リピジュアとは

細胞膜のイメージ

美容成分の「リピジュア」。

化粧品には、主に保湿目的で配合される成分ですが、聞いたことはありますか?

リピジュア®(LIPIDURE®)は、化学名称とか化粧品の成分名称ではなく、この成分を開発した日油株式会社さんの登録商標です。

リピジュアは、細胞を構成する細胞膜のホスファチジルコリンの極性基をもつ、2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン(MPC)を構成単位とするポリマーで、
生体への親和性が極めて高い画期的な生体適合性素材であり、
そもそもは、人工臓器の表面処理剤として、日油株式会社さんが開発した成分です。

2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体液

何だか呪文みたいな「ザ・化学」と言わんばかりの名前だけれど、皮膚が保持しているすごいチカラを再現しようとして開発された成分なのだと思っています。

日油株式会社さんでは、MPCモノマーを用いた製品をリピジュアシリーズとして展開されており、
「親水性、刺激緩和、抗血栓性」というリピジュアの持つ特徴を生かして、様々な分野で活用できるよう製品開発をされていますね。

私は、化粧品原料としての「リピジュア」だけしか知らなかったのですが、
調べてみると、コンタクトレンズ用洗浄保存液や点眼液などのアイケア分野、洗口液などオーラルケア分野、メディカルデバイス分野、診断薬用分野、酸化ストレス抗体分野など、
身近な製品から、詳細を読んでも難しすぎてイメージしづらい製品まで、幅広く活躍するリピジュアがあるようです。

化粧品用のリピジュア

化粧品の保湿成分として有名なのは、表示名称「ポリクオタニウム-51」ですが、
こんなに色々な化粧品用リピジュアが展開されているようです。

化粧品用のリピジュア

各製品の詳細は、この表の引用元である、日油株式会社さんのサイトをご覧くださいませ。

参考 LIPIDURE®シリーズコスメティックラウンジドットコム

リピジュアPMB(ポリクオタニウム-51)

ポリクオタニウム-51

有名な美容成分は、「原液コスメ」として販売されているのを時々見かけますが、
先日、「リピジュア原液」として店頭に並んでいる商品が目に留まりましたので
全成分を確認するとポリクオタニウム-51と記載されていました。

化粧品のリピジュアといえば、やはりポリクオタニウム-51なのでしょうね。

さて、せっかくなので、美育Laboの原料棚から、リピジュアPMBを引っ張り出してきました。

見た目は、上記の写真のとおり、無色透明で、少し粘性のある液体で、
肌に塗布すると、ややぬるつきを感じるものの、肌なじみが良く、浸透直前はぺたぺたするものの、浸透してしまえば肌表面はサラッとしていました。

ちなみに、これぞ「原液コスメ」なのですが、個人的には、原液のまま肌に塗布するよりも
きちんと処方設計された化粧品として使いたいと感じました。

さて、ぺたぺたする感じは、ヒアルロン酸っぽいと思ってしまったのですが、
保湿で有名なヒアルロン酸と保湿力を比較したデータがあります。

リピジュア

それによると、ポリクオタニウム-51は、塗布直後の角質層の水分量が、ヒアルロン酸よりも優れているだけでなく、
注目すべきは、水洗いしても落ちにくく、保水力が下がらないという特徴があるため、
水洗後の角質層の水分量を比較すると、ヒアルロン酸の約2倍の保湿性を示します。

ということで、ポリクオタニウム-51は、皮膚の水分保湿力や柔軟性を高めてくれるので、
ハンドクリームにおすすめされるのも納得ですし、インナードライ対策にも良さそうですね。

また、ポリクオタニウム-51は、各種化合物の皮膚刺激性を緩和する働きもあるというデータも発表されています。

ポリクオタニウム-51は、ちゃんと説明しようとすると聞いたことのないような化学名称が登場しますが、
様々な環境ストレスから皮膚を守る生体適合性ポリマーで、保湿力+αな美容成分ですね。

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