3種のヒアルロン酸

こんにちは！
美育Laboのゆっきーです。

本日のテーマは「ヒアルロン酸」。
「ヒアルロン酸」という名前を聞いたことがないというコスメユーザーを探すのが難しいくらい
今では、メジャーな化粧品原料の1つですね！
ヒアルロン酸配合の化粧品と聞けば
「保湿効果」をイメージできる方も多いハズ。
が、化粧品に配合される前の化粧品原料「ヒアルロン酸」を
見たことのある方は少ないはず・・・と思って
美里所長さんの原料棚からパシャっとしてみました！

↑3つとも種類は異なるけど、ぜんぶヒアルロン酸です。

左側の白い粉は、化粧品の表示名称が「ヒアルロン酸Ｎａ」となる原料で
一番、なじみのあるヒアルロン酸だと思います。

↑拡大しても、特徴を説明するのが難しい白い粉。。。

においは、ほのかに化学っぽい感じのニオイはあるけれど
甘くもなく、酸っぱくもなく、臭いわけでもなく・・・。
ゴメンナサイ！ゆっきーは、このニオイを表現する言葉を持ち合わせていません。
触った感じは、これまた粒子が細かいといえるだろうけど
それ以上の説明が難しい、ただの白い粉。
息をふーぅうっと吹きかければ
フワフワ舞いそうな、軽い感触の粉で
ツルツルとかザラザラという感じはしない。。。

うまく説明できないけど、気にせず、次に進もう。

真ん中の白い粉は、化粧品の表示名称が「加水分解ヒアルロン酸」となる原料で、
分子量1万以下の低分子ヒアルロン酸です。

↑拡大すると、こんな感じで、
最初に紹介したヒアルロン酸と比較すると
少しザラザラした触り心地がありました。

でも、それ以外は、違いは、正直よく分かりません。
化粧品に配合すると、分子が小さい分、浸透しやすいといわれています。

最後に、右側のヒアルロン酸です。
化粧品の表示名称は、「アセチルヒアルロン酸Ｎａ」。

↑最初に紹介したヒアルロン酸Ｎａとの違いは
原料を触った感じじゃよく分からなかったけれど、
これは、「スーパーヒアルロン酸」の名前で知られるヒアルロン酸です。

ヒアルロン酸Ｎａと比較して
皮膚への親和性が高まり、
使用感と角質柔軟効果が向上したといわれています。

ヒアルロン酸を作っている原料メーカーは、
1社独占というわけじゃなく、複数メーカー存在しています。
しかも各メーカーさん、作り方の違いや分子の大きさの違い、
使い勝手の違い・・・など、
それぞれに数種類のヒアルロン酸を提供しています。
それら複数のヒアルロン酸をどのように使い分けるかと言えば
化粧品メーカーの要望と、処方開発者の好みとセンス。（だと思う）
個人的には、ヒアルロン酸がたっぷり配合されて
ネチャネチャして、被膜感のあるコスメは
ゆっきー苦手としております。。。
複雑になってくると「めんどくさい」気持ちがムクムクと育ってくるゆっきーにとって
たくさんの化粧品原料を使い分ける
化粧品開発者の皆さんは、凄いなぁと思うのでした。
美育Laboのアシスタントゆっきーでした。

PS
明日から三連休という方も多いと思いますが、
全国的に明日は雨だし、その後も気温が上がらない感じですね。
（天気予報が、もし変わっていたら、失礼っ）
皆様、どうか風邪などひかぬよう、お気を付けくださいませ！