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魚由来エラスチン含有化粧料クリームによる接触蕁麻疹の症例報告

こんにちは!
美育Laboのゆっきーです。

今日、ネットニュースを見ていたら
「ノンシリコン vs シリコン効能をめぐりシャンプー論争勃発」という
タイトルの記事が目に留まりました。
読んでみると、なかなか興味深い内容で、
おすすめしたい記事でした!
ニュース記事なので、いつまでリンクが続くか分かりませんが
よかったらどうぞ
「ノンシリコン vs シリコン効能をめぐりシャンプー論争勃発」
さて、本日の本題は、シャンプーじゃなくて、
「魚由来エラスチン含有化粧料クリームによる接触蕁麻疹の症例報告」。
化粧品工業連合会の技術委員会情報部会が発信している技術情報の中から
美里所長さんが目にとめた情報です。
魚由来エラスチン

内容は、子供のころから魚アレルギーを有していた女性が、
化粧品成分の1つであるエラスチン(魚由来だった)を配合したクリームを使ったところ
接触蕁麻疹を発症したという症例が報告されたというもの。
「植物由来の天然成分」とか「魚由来の天然成分」と聞くと
なんだか合成成分より肌に優しい気分になる方が多いかと思いますが
天然由来の成分は、アレルギーに反応してしまう可能性が皆無じゃないということを
記憶のどこかにとどめておいていただければ
いつか役立つときがあるかもしれません。

ちなみに、すべての人にとって
エラスチンが蕁麻疹を発症する原因じゃないことは
誤解のないようにお願いします!

ゆっきーは、魚を食べるのは大好きだし、
卵も牛乳もソバも落花生も・・・食品アレルギーを有していない体質なので
蕁麻疹を発症したとされるクリームをたっぷり使っても
たぶん何ともないだろうし、
本来の目的である保湿がされて、しっとりツヤツヤ肌になると思われます。
ちなみにエラスチンってなんだか分かりますか?

スキンケア的なお話をすると、
エラスチンは、お肌の真皮に存在する成分で
コラーゲンとともにお肌の弾力を支えるゴムのような働きをする成分です。
新しい輪ゴムは、伸び縮みがスムーズだけれど、
劣化してくると、びよ~んと伸びてしまって弾力がなくなりますよね?
お肌のエラスチンも紫外線や老化などの影響で劣化したり減少すると
お肌のハリを支えられなくなって、
たるみやしわの原因になると言われています。
化粧品原料としてのエラスチンは、
以前は、牛の頸部の腱から抽出されていたようだけれど
最近は、BSE(狂牛病)問題から、
哺乳動物由来のエラスチンの代わりに
マグロやヒラメ、カツオなどの魚由来のエラスチンにシフトしてきています。
※蕁麻疹の原因になったとされるエラスチンは、タラを原料にしていたようです。
化粧品に配合すると
保湿成分としての効果が高いので
うるおいとつやを与えて乾燥を防ぎ、
たるみがちなお肌をしっとりなめらかに整える効果が期待されます。
ね、エラスチンは、すべての人にとって悪者じゃないでしょ!?
美育Laboのアシスタントゆっきーでした。

<参考にした書籍>

化粧品成分用語事典 2012 化粧品成分用語事典 2012
(2012/09/10)
鈴木一成

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美容皮膚科学事典 美容皮膚科学事典
(2002/05/01)
朝田 康夫

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