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天然成分と、手作り向け素材販売の怖さ

今日は昨日の続きなり。

ただ、昨日のニュースを見ていて無性に腹立たしくなり
ちょっと話の腰を折る事になりますが、どうかお許しを。

昨日は、手作りコスメ材料を販売しているショップさんに対し
かなり暴言的な事を書いた。

とはいえ、申し訳ないが訂正するつもりは毛頭ない。

おりしも、皆さんは昨日のニュースでご覧になったはず。

そう、「茶のしずく」のアレルギー問題。

被害は拡大し、これから被害者救済のための弁護団が全国レベルで結成され
おそらく、数年がかりで集団訴訟→民事裁判へと進んでいく事になろう。

現状、お一人の被害者の方が損害賠償を請求しており
その額、およそ240万円。
重症患者数が60人を超えている事から
損害賠償額は軽く見積もっても1億5千万は下らない。

また、問題は同じ「加水分解コムギ」を配合していた他の商品にも及び
販売メーカーの企業名とともに
その商品を製造していた化粧品OEM工場も
社名が表に出てきた。

きっと、少なからずOEM会社として営業的に
影響はある事だろう。

なぜなら、お客様の脳裏には
そのOEM会社の名前が刷り込まれているはずだから。
その製造会社の名前が表示してある商品を
当然、お客様は買いたいとは思わないはずだ。

話は戻るが
こうして私達化粧品の製造・販売に携わる企業は
薬事法のもとにきちんと「商品に対して責任」を負っているのだ。
もちろん、「自己責任でどうぞ。」
なんて逃げ通せる訳はない。

それがどうだ。
明らかに手作り化粧品を作らせる目的で
材料を堂々と販売しておいて

コレ   はないだろう。
↓ ↓ ↓ ↓
オレンジフラワー
http://www.orange-flower.jp/introduction.html
お作り頂きましたものを使用してのトラブルは、いかなる場合においても当方に責任はないものと致します。作るのも使うのも個人の責任において十分に気を付けてご使用してください。

マンデイムーン
http://www.rakuten.ne.jp/gold/mmoon/
手作り化粧品の使用・保管は自己責任でお願いします。

リンガリンガソープ
http://ringaringa.net/cosme/cosme.html
手作りコスメを実行される方は、必ずご自身の責任範囲でお楽しみください。
万一、トラブルが発生しても責任は負いかねます。

などなど。
原料を容器に手作業で詰め替えるだけだけで儲かるから
うじゃうじゃと、出てくること、出てくること・・・。

もしもこれらのショップさんで購入した素材を使い
アレルギーを起こそうものなら
消費者は訴える事すらできんという事になるのだから

ふざけるのもいい加減にしろ!!!

って、話。

これらのショップ責任者は
ニュースを見てて何も感じないのだろうか??

あなた達に言っておきます。
ユーザーは、原料を濃厚な状態で
もしくは、そのまま使ったりする可能性があるのだから

『明日は我が身』
と。

で、これをお読みなった消費者の皆さん。
ご安心あれ。

もしもこうした手作りショップさんから商品をご購入され
アレルギーや皮膚損傷被害に合われたご経験がおありの方。
下記までご一報下さい。

『cosmetic-web』お問い合わせ

『自己責任で・・・』なんて表記されていようが
世の中、こんなテキトーな一文ごときで逃げ通せるわけはありません。
今は「PL法(製造者責任法)」という法律が整備されていますので
臆する事なくご一報下さい。

泣き寝入りにならないよう
適切なアドバイスをさせて頂きます。

明日は、テーマの本題に戻ります。

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