季節の変わり目は三寒四温と言います。
暖かい日と寒い日が交互にきますが
こんな時にウイルスが入ると重病になり得ますので
自愛を心がけましょう。
さて、これまでの活動でもよく
エセ美容家と思われる方々や
偽善者のようなドクターを取り上げてきましたが
別に自分は人の悪口を言うために
ブログを運営してるわけではありませんので
ユーザーさん・消費者さんにとって有益だと思う方がいれば
逐一紹介してきています。
まぁ、現実はなかなか少ないので
悪口の方がお目立ちしていると思いますが。
そんな中で、最近非常に面白いドクターの
ブログと出会ったというのが今回の記事です。
■ホメて、そして落とし・・・
さて、最近のツイッターで
小林製薬さんのヒフミドのクリームが
確かに凄いと称えました。
生セラミド4%配合というので
これは業界的には画期的な高濃度で
製剤技術的にも賛辞されるべきという意味の
リツイートをしました。
花王さんの疑似セラミド高濃度もスゴイけれど
生のヒト型セラミドがこの高濃度ならば
これはスゴイと正直に感じました。
大手メーカーさんがここに切り込むのも含め。
いいところは「良い」と賛辞は惜しみませんし
技術ポイントはしっかり学びにします。
ただ、だからと小林製薬さんが
素晴らしい企業だとは思っていません。
あそこにいた製剤開発者がこの業界に流れてきて
一緒に仕事をしたことがあって色々と聞いていますし。
なので、良いところはユーザーさんに取り入れて頂き
悪いところは排除してもらおうと情報を収集していたところ
思わぬ出会いがあったというのが今回の記事。
■やり過ぎなネーミング商法
前々からこちらの医薬品は
CMをみても理性のカケラもないと思っていました。
私は現実に蓄膿症を患っていますので
いよいよ困った時に「チクナイン」の点鼻薬を買っても
全く効果が得られず
後日、病院に駆け込んで先生に伺えば
「そりゃ、効くわけないですよ。 あはははは!」
「美里さんなら有効成分をみれば分かるでしょ。」
うぅぅ・・・確かに、と
有効成分をみてがっかりした経験があったから。
しかも、びっくりするほどお高いにも関わらず・・・です。
「何が、チクナインだよ・・・。」と
忘れもしません。
と、ここまではいつもの悪口(笑)
それでも相変わらずのセンスのない
TVCMを見ていたそんな折
非常にためになるブログ記事をみつけ
凄いいいお医者様もおられるものだと
一気にファンになってしまいました。
ちなみに、これまでの人生で
病院以外のところで素晴らしいドクターとの出会いは
ずいぶん以前に記事にしたアトピーの先生に次いで
これでお二人目です。
このクリニックの先生が
ズバっと切り込んだのがこちら
【メンズ ケシミン】
こちら記事から年数も経過していますが
まだまだガンガンTVCMをみますね。
「ケシミン クリーム」のメンズ版ですが
医薬部外品でこの販売名称が認可された以上
確かにCMに使うのはに自由です。
「シミをケス」とは書いていないのですからね。
しかし、TVCMまで公共性を広げて展開するのならば
これは自制すべきところでしょう。
また、厚労省もこんな名前を
よく認めたもんです、ほんとに。
先生の主張するブログ記事はこちらです。
記事へのリンクは→コチラ
私が書こうと思ってたことをズバズバと
そして一応、オブラートに包みながら
お書きになっています。
私が書く愚言記事よりも数倍分かりやすいので
参考にされて下さい。
■もっと公序良俗に反するのまである
まぁ、これなどはまだかわいいもので
先生の鋭い指摘はこんなのにも及んでいます。
確かにこれはもう、本当にアウトー!!!です。
言葉や文言でダイレクトに効能を特定していないだけで
誰がみたってガン患者の方を対象にした広告。
しかもこれは健康食品ですからね。
よくもまぁ、摘発もされず
そしてまだ凝りもせずこんな手法を続けているものだと
ある意味感心してしまいます。
実際に、ガンを患われていた女性の患者様が
ブログを通じて指摘、警鐘を鳴らされたそうです。
というわけで、こんなのも含め
消費者の皆さんのためになる記事をお書きの先生のブログ
ご紹介致しました。
【五本木クリニック】の院長先生のブログ
URLはコチラです。↑↑↑
医薬品業界にもメスを入れると
クリニック経営にも影響するでしょうから
野心溢れた先生ですね。
この最後の言葉が粋で、見習いたいものです。
<以下、原文ママ>
おまけ
院長がブログで過激なことを書くから患者さんがドン引き、ってご意見があるようですが、だって本当なんだもん。私のブログはどなたでもわかりやすく正しい医学情報をお伝えすることが目的なんで、美容関連であろうとがん治療関連であろうと変なもんは変なの、それを微力ながら多くの人に知ってもらうのが目的であって患者さんを集めることなんか関係ないよー。
<ここまで>
では、また。
by.美里 康人