9/15~17の「ダイエット&ビューティ2020」
ギリギリまで開催が危ぶまれていましたが
入場制限がありますが予定通り開催されます。
そしてセミナーを。
なかなか決まらないのでここまで押してしまいましたが、この展示会は予定通り開催されることになったようです。
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【ダイエット&ビュテーィフェア2020】
2020.9.15(TUE)~17(THU)
東京ビッグサイト 青梅展示棟A・Bホール
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「ようです」なんて他人事のようですが、セミナー会場で2回に渡ってセミナーを行うことになりました。
私の会社はラボゆえにウチで出展することはありませんので、今回はいつも製造をお願いし、技術部の方の教育を担わせて頂いているOEM工場さんのブースお手伝いということで、ブースにも立たせて頂く予定です。
ブースでは、その他にも弊社で開発してきた新しい技術や特許も展示し、プレゼンや技術説明もさせて頂く予定です。
何時間立ってられるか心配ですが・・・汗
一応、セミナーの内容はこちら。
・ヒト型セラミドを利用した新エマルジョン技術
・THCフリー【CBD】コスメの開発
「ビジネスチャンス★セミナー」の中です。
リーフレットに収載されていますが、「美里 康人」は執筆で使っていたPNですので、本名になっている点にご注意下さい。
バタバタが続き、まだほとんど得意先企業さんにプレゼンしていないのでホカホカの技術ですが、なんとか当日までにはエビデンスのデータもあがってくると思います。
実は私個人的には、これまでジェルアイテムとともに乳液をお客様のメーカーさんに提案することは一切ありませんでした。
もちろん、お客様から言われれば開発はしますが、能動的にこちらからプレゼンすることは皆無でした。
それはなぜかというと、理由はカンタン。
『乳液の処方は、必ず合成ポリマーと界面活性剤を使わなければ作れないから』
界面活性剤に関しては、まぁなんとかこれまでの弊社の技術やリポソームを使えばなんとかなるとしても、トロミを付与するためには必ずポリマー成分が必要で、これには天然の素材ではどうにもなりませんでした。
また、仮にキサンタンガムといった天然の増粘剤で達成できたとしても、こうしたトロミ成分は必ず浸透性の阻害になって上滑りする乳液を脱することはできませんでしたので、私的にオススメできる設計にはなり得ないことがその大きな理由でした。
特に天然増粘剤で設計すると、日焼け止めといったほかのアイテムを使った時にポリマーカスが出てくるので、それも絶対に避けたい一因でした。
まぁ、私自身ポリマーを否定しているわけでもないですし、消費者さんの間でウワサになっているような、お肌に悪いとも思ってはいません。
ただ一方で、やはり皮膚生理学的から考えてもスキンケアの浸透性をさまたげる大きな要因のひとつであることは否定しようもなく、できれば避けて通りたい素材であるというのが根本的な理念です。
つまり、「できれば使わないスキンケア設計が理想である」という考え方ですね。
こうして、大手さんブランドを含め市場の乳液のほぼ100%が合成ポリマー・界面活性剤を使っていますが、そういった素材を完全に排除した乳液の技術が完成し、今回はその簡単な技術説明になります。
いわば完全な天然志向の乳液と言える設計技術です。
しかもそのエマルジョン技術のキーワードは、今また注目の的となっているヒト型セラミドであることが目玉。
もう今までの乳液の時代は終わりを告げる・・・なんて、大げさですかね(笑)
でも、必要ないんだから仕方ないですよね。
メカニズム説明の中では、これまでの細胞間脂質構造の模式図に間違いがあったのでは?という、なぞなぞのような提起もしています。
市場に出る前にブース展示ですね。
そして「CBDコスメ」。
色々と薬務上の問題やトラブルもあり、戦々恐々の成分だけに市場ブレイクは確実視されている成分ですが、法的手続きをきちんと踏んで公的機関の認証がきちんと得られるブツがようやく世に出すことができます。
ここでだけしかお話できない秘密の情報もあり、メーカーさん・販社さんは必見です。
ということで、今回は緊急にプレゼンの記事でした。
既にツイッターでもつぶやきましたが、今回の展示会はコロナウイルスの影響で入場者制限が敷かれていて、来場者さんは事前登録が必要になっています。
つまり、今までのように招待状を持参しての飛び込み入場はできません。
公式サイトから事前登録ができますので、来場してみようかと思われる方々はこちらから登録をされて下さい。
■ダイエット&ビューティフェア2020
公式サイト:https://www.dietandbeauty.jp/
ではでは。
by.美里 康人