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お肌(真皮)の話

こんにちは!
美育Laboのゆっきーです。
夏本番!のはずなのに、
今日は風もあって、夏にしては涼しい日です
さて、今日のテーマは、お肌(真皮)です。
三度目の登場「The Skin」。
skin.jpg
真皮は、上の図でいうと、グレーっぽい色の部分です。
水分をたくさん含んだ層で、
コラーゲンからなる膠原(こうげん)線維と
エラスチンからなる弾力線維、
さらに、これらの間を埋める基質で占められていて、
細胞はその間に浮いたように存在しています。
<膠原線維>
コラーゲンが主成分。
白いひも状のたんぱく質からなる丈夫な太い線維で
たっぷりと水分を抱えながら皮膚のハリを支えています。
<弾力線維>
エラスチンという黄色いランダムコイル型のたんぱく質からなり
ゴムのような弾力性があって
2倍近く引き伸ばしても、ゆるめるとまた元に戻ります。
エラスチンは、コラーゲンとコラーゲンの間に絡み合うように存在していて、
コラーゲン同士をバネのようにエラスチンが支えることで
皮膚の弾力性を保っています。
<基質>
グリコサミノグリカンとよばれるゼリー状の物質で
線維芽細胞、肥満細胞、リンパ球、組織球などの間を埋め、
水分保持の役割を果たしています。
主成分は、ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸などの酸性ムコ多糖類のほか
コラーゲン、アルブミン、グロブリンといったたんぱく質
無機塩類である各種ミネラルなどもあり
たっぷりと水分を含んでいます。
<線維芽(せいんいが)細胞>
フィブロブラストとも呼ばれていて、
真皮を構成している膠原線維、弾力線維、基質の生産と分解を司っています。
この線維芽細胞の働きを活発にすることが出来るようになれば、
シワやたるみも治すことができるでしょう。
<その他細胞>
ヒスタミンを分泌する肥満細胞、色素細胞、白血球やリンパ球などがあります。
<その他の付属器官>
真皮中には、皮膚の付属器官である汗腺、皮脂腺、毛、立毛筋などがあるほか
多くの血管、リンパ管、神経が走っています。
これらの相互作用によって、皮膚の栄養補給、分泌・代謝、感覚などの
皮膚機能をつかさどっています。
お肌の断面図なんかをみると、とっても分厚いように感じるけど、
皮膚は、実際にはペラペラに薄いもの。
なのに、こんなに色々な機能がギュッと詰まっているなんて・・・
生命の不思議の一端を垣間見たような気がします。
美育Laboのアシスタントゆっきーでした。

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