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フェノキシエタノールを触ってみました(後編)

こんにちは!
美育Laboのゆっきーです。
今日のテーマは、
昨日に引き続き「フェノキシエタノール」。
油性マジックで
「フェノキシエタノール」と書いたと
お伝えしましたが、
それは、こんな感じ
フェノキシエタノール3
で、ガラス面にマジックで書いた「フェノキシエタノール」の文字の上に、
フェノキシエタノールを1滴、滴下しました。
フェノキシエタノール滴下直後の写真がコレ
フェノキシエタノール4
滴下した瞬間に文字が溶けてしまった感じ。。。
続いてすぐに、
薬匙に取り出していた2~3mL程度のフェノキシエタノールを
全部、文字の上に滴下しました。
フェノキシエタノール5
どんどん、油性の文字が溶けてゆく。。。
フェノキシエタノール7
指先で、軽くクルクルとなじませます。
2度3度クルクルしなくても
1度指先が文字に触れるだけで
どんどん油性マジックの文字が溶けてゆきました。
フェノキシエタノール7
なんだかすごいを通り越して
こんな成分が化粧品に入っているなんて・・・と
思った方もいらっしゃるかもしれませんが、
フェノキシエタノールが化粧品に配合される量は
通常、0.3~0.5%程度が一般的です。
ティースプーンくらいのサイズの薬匙に3分の1程度の量を
今回、ゆっきーは使いましたが、
これと同量、化粧品に配合するなら
500mLから1L程度の化粧品が作れます。
そんなおまじないのような量を配合して
化粧品には、どんな効果があるかというと
防腐・抗菌効果です。
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表示名称:フェノキシエタノール
INCI:PHENOXYETHANOL
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フェノキシエタノールは、
グラム陰性菌に対して強い抑制効果があり、
従来より防腐成分として配合されていたパラベン類の
代わりとして配合され始めています。
また、パラベン類と併用することで、
相乗的に防腐効果を高める処方系も研究されています。
化粧品の防腐剤は、
品質保持にとって、すごく重要なことなので
美里所長さんも“最小の配合量で最大の効果”を求めて
地味~に研究しているらしいです。
美育Laboのアシスタントゆっきーでした。

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