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「PEG-〇〇」について

本日は、化粧品の配合成分「PEG-〇〇」についてです。

「PEG-〇〇」は、基材の1つなので、化粧品企画者ゆっきーとしては、
〇〇エキスなどを始めとする美容成分とは違い、普段あまり気にも留めない成分なのですが、
美里所長さんの記事を読んで、ちょっとココロが動いたので、取り上げてみることにしました。

参考 毛穴クリア洗顔-そのキーは?コスメあら!?カルト??

まずは、「PEG-〇〇」について、
手元にある化粧品成分辞典では、どのように紹介されているのでしょうか?

PEG類

【表示名称の代表例】PEG-6、PEG-8、PEG-20、PEG-30、PEG-32、PEG-75、PEG-150、PEG-400、PEG-45M、PEG-90M

【基原・組成・性状】ヒモ状に長い形をした水溶性の高分子で、成分名は最後についている数字が大きいほど長くなります。短いものは液状で長くなるとペーストや固形になります。

【特性及び配合目的】水に溶かすと保湿効果とともに化粧品にとろみをつけることもできるのでスキンケアやヘアケアなどに幅広く使われます。

『化粧品成分ガイド 第6版 / フレグランスジャーナル社』より

 

ポリエチレングリコール(表示名:PEG)

酸化エチレンの重合体である。均一な単体化合物ではなく、重合度の異なる高分子の混合物である。ちなみに酸化エチレンとは、強い殺菌作用のある揮発性の液体で、化粧品ではポリエチレングリコールの導入原料に用いられる。ポリエチレングリコールは水溶性で、刺激も比較的少ない。

PEG-8

酸化エチレンの重合体。一般名ポリエチレングリコール400。ポリエチレングリコール(略称PEG)は、エチレングリコールが重合した構造を持つ高分子化合物(合成ポリマー)である。水には良く溶ける性質を持っている。刺激の少ない成分であって、配合された製品の水分揮散を防ぎ、品質を保持する効果がある。クリーム、乳液、シャンプー、リンスなど幅広い化粧品に溶剤、保水剤として配合される。なお、PEG-4、PEG-6、PEG-8、PEG-12など平均分子量600以下のポリエチレングリコールは旧表示指定成分である。

『化粧品成分用語事典2012 / 中央書院』より

これらの情報から、ユーザーさん向けに成分の紹介をするなら、
「お肌の保湿成分で、製品の品質を保つ役割の他、使用感の調整も担っている成分です」という感じになるでしょうか!?

文系脳には耳なじみの少ない単語の羅列で、成分説明を読んでも、記憶に残るのは「保湿剤(基材)」程度の情報だったのですが、
美里所長さんの記事の「洗顔クリームは水分が少ないので、多めに配合してあげれば皮脂を溶かしだしてくれる効果が期待」という記載にビックリ!

まさか、この成分に、毛穴にアプローチできるかもしれない効果があるなんて、処方設計の奥深さと複雑さに感服です。

何はともあれ、即効性のある毛穴ケアの効果成分が開発されないものかしら!?

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