怪力！？　不良品！？　容器のありえない出来事

こんにちは！
美育Laboのゆっきーです。

先日、お出かけ先でちょっとしたハプニングがありました。

お客様と新商品の打ち合わせだったので
ご提案できるコスメの一例として、化粧品サンプルを持参したのだけど
取り出すとなぜか容器がヌルっとしている。。。
美里所長さんの指示で、私がサンプル容器に詰めて準備したものだったのだけれど
「あれぇ～、キャップ(ポンプ）の締め方が甘かったかなぁ！？
でもキャップはいつもきっちり確認しながら締めているはずなのになぁ・・・？」と
ちょっと不安に思いつつ締め付けを確認したところ、
キャップ部分には全く問題なし。

おかしいなぁと思って容器全体を眺めてみると、あっ！

液漏れの原因はコレ↓

正直、あり得ない状況です！！
ちょっと分かりにくいかもしれないので原因箇所を拡大。

分かりますか～？

ポンプのチューブが容器の底を突き破っていました！

「こんなの見たことない～」と
化粧品開発に携わってウン十年の美里所長さんもビックリ！！

容器の材質はPET。
化粧水や美容液をはじめ様々な化粧品容器に使われる材質で
硬い床の上やお風呂場のタイルの上に落としたら“カランコロン”音がして
衝撃が大きいとパリンと割れてしまうあのPETです。

厚みは違うけど、お茶や炭酸飲料の入っているペットボトルもPET。

で、写真の中でPET容器を突き破っているポンプはPE。

クレンジングや美容液、シャンプーなどのポンプ容器で使われている一般的なもので
力を加えればクニャッと曲がる柔軟性のある材質です。

かたい材質とやわらかい材質。

チカラ比べをしたら・・・なんでやわらかい材質の方が勝つんだ？

たまたま当たった不良品だと思うけれど、
こんなことになる確率は、日本の工業製品の品質を考えると・・・。
この「当たり！」の確率を宝くじに活かせるのなら
きっと年末のゆっきーはウフフフ（笑っ）
（宝くじを買う習慣はないので、一生、当たることはないけれど）
万一に備えて、ちゃんとナイロン袋に入れてサンプルを持ち歩いていて良かった～。
そうじゃないと、危うくバックにうるおいを与えて、シミを作るところでした。
何はともあれ、笑って許してもらえるハプニングで幸いだったと思う
美育Laboのアシスタントゆっきーでした。