Warning: Undefined variable $post in /home/cosmeticweb/cosmetic-web.jp/public_html/blog/wp-content/themes/sango-theme-poripu/functions.php on line 12

Warning: Attempt to read property "ID" on null in /home/cosmeticweb/cosmetic-web.jp/public_html/blog/wp-content/themes/sango-theme-poripu/functions.php on line 12
化粧品開発・セミナーのご相談は美育Laboへ

進化する化粧箱 ~ワンタッチ式の組箱~

こんにちは。
美育Laboのアシスタントゆっきーです。

さて、先日、美育Laboの美里所長さんは、
“後継者を育てる”宣言をされましたね。

美里所長さんが後継者に・・・と望まれた方に、
私も何度かお会いしているのですが、本当に素敵な方で、
今は可愛らしい印象の方が強いですが、
近い将来頼もしい存在になってくれることを願っております

えっ、わたくし、ゆっきーは???

長く美里所長さんと一緒に化粧品の企画開発をしているので
「ゆっきーは美里所長さんの後継者にはならないの?」とおっしゃってくださる方も
結構いるのですが・・・・・。

有難いことではありますが、
大雑把な性格と文系頭脳で、
コツコツと積み重ねるより、ひらめき型の人生を歩んできた私には
「研究職」は、あまりにも遠すぎる職業デス。

化学構造式やベンゼン環にはじまり、
化粧品の基材となる界面活性剤や油剤やアルコール類・・・などにも
特にアレルギー反応を起こすような嫌悪感は一切ない反面、
面白いとも思えません

化粧品の企画開発の現場で
私の心がときめくのは、
美容成分とパッケージなどの資材関係

以前にも書いたことがあると思いますが、
美容成分の資料を読んでいるだけで、何だかキレイになれるような気分でワクワクしてきますし
容器や化粧箱などもコーディネートやデザイン次第で、ものすごく印象が変わるので本当に楽しいのです

あと「言葉」も好きなので、広告宣伝的なことにも興味はあります。

ということで、化粧品の中身に関することは、
専門職の方の方が言いたいことが理解できる程度の知識は必要だとは思っていますが
それ以上の処方開発のアレコレは、専門職の方のお力をお借りしたいというのが、ゆっきーのスタンスです。

なので、美育Laboの研究開発者の美里所長さんにとって
ゆっきーは、後継者じゃなく、アシスタントなのです!

なんだか、前置きが長くなりましたが
化粧品の企画屋さんとしてのゆっきーが、
最近ときめいたのはコレ
20190830e.jpg
これは、先日、来客者の方が、お土産に持ってきてくれた
ミニどら焼きが入っていた菓子折りの箱なのですが、
中身は美味しく戴き(ごちそうさまでした)、
空き箱を資源ごみに出すべく、つぶそうとしたところ・・・。
!!!
なんと、組箱なのにワンタッチ式でした
この箱を折りたたもうと、つぶしてみたら、こんな風になりました
20190830a.jpg
一般的にこのタイプの箱をつぶすと、こんな感じですよね?
20190830f.jpg
箱を折りたたんだ直後は、違和感を感じただけなのですが
20190830c.jpg
この状態の箱を眺めていたら、
ワンタッチ式だということに気づき・・・軽い興奮とともに箱を触ってみました。
写真の上部と下部の真ん中あたりが、糊付けされていて
四隅は、下記のような切込みと折り線が入っていました。
※折り線は、写真だとわかりづらかったので、赤色の点線を書いてみました。
20190830b.jpg
写真の両サイドをおこして、ほんの少し切れ込みの部分を差し込むようにすると
一瞬で、こんな風に組箱の完成です!
20190830d.jpg
組箱を化粧品のパッケージに使う機会は少ないと思うけれど、
今までのようにあっちもこっちも折って、差し込んで・・・の組箱は
このワンタッチ式の箱と比べると
箱を組み立てるのに時間がかかるので、
その時間が「コスト」になることを考えると、スゴイ!と思いませんか?

もちろん従来品とこのワンタッチ式の製造コストを比較しないと断言はできませんが、
人の手のかかる時間が少なくなる方が、最終完成品の商品となったとき、コストダウンになっている可能性が高く
製造原価が下がれば、販売価格も抑えられる可能性があり・・・と
このワンタッチ式の箱を設計された人に羨望の想いを抱きつつ、
おぉ~っと興奮しながら、上記の写真をパシャパシャ撮り始めたゆっきーなのでした。

そして、そんなゆっきーの様子を
一体何を始めたのやらと、怪訝なお顔で見ている美里所長さんがいらっしゃいました(笑)

化粧品づくりって、
作りたい理想の化粧品を思い描く人がいて、
理想をカタチにするための提案をする人がいて、
理想を実現すべく中身を開発する人がいて、
その化粧品に最適なパッケージをコーディネートする人がいて
完成した規格に基づき量産すべく製造する人がいて
ユーザーに化粧品の良さを分かりやすく伝えようとする人がいて
商品の品質を見守る人がいて・・・と
本当に多くの人が関わって、ユーザーさんの元に届く「化粧品」が出来上がります。

ユーザーさんに愛してもらえるような化粧品づくりのために、
それぞれが自分の役割において最大のパフォーマンスを行ってゆければと願い、
私もその一員であり続けたいと思う美育Laboのアシスタントゆっきーでした。

2 COMMENTS

ひらぎ

SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
容器や化粧箱などもコーディネートやデザイン次第で、ものすごく印象が変わるのには、納得です。

返信する
cosmeticweb

SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
コメントありがとうございます。
例えば、化粧箱。紙質を変えるだけでも、キュートになったり、高級感たっぷりになったり、オーガニックっぽくなったり…。
楽しいです!

返信する

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です