こんにちは!
美育LABOのゆっきーです。
さて、早速ですが、この写真は何に見えますか?
パッと見た感じはもちろん、触ったり、使ってみたりしても
石けんっぽいのですが・・・。
パッケージには、「ダヴは石けんではありません。ビューティクリームバーです」と
一番目立つ、一行目と二行目にしっかりと書かれています。
石けんっぽいけど石けんじゃないモノってなぁに???
なぞなぞっぽいですが、「石けん」の定義に当てはめると
ダヴ ビューティクリームバーは、確かに石けんじゃないんです。
石けんとは、「油脂または脂肪酸とアルカリ剤を反応させて作られるもの」なので
ダヴ ビューティクリームバーは、この定義に当てはまらない製品なのです。
なぜ、石けんじゃないモノが存在するのかというと、
「ヨーロッパでは日本の石鹸は泡立たない」なんてお話を聞いたことがあると思うのですが、
日本の水は一般的に軟水なのに対して、
ヨーロッパの硬水のため、硬水に多く含まれているミネラルが石鹸に反応して、
「石鹸カス」をつくってしまい、泡立たないだけならまだしも、洗浄力も低下してしまいます。
ということで、水質環境の違いによるニーズから生まれた、石けんっぽいモノがダヴなのでした。
使ったことがある方もいらっしゃると思いますが、
泡立てるとこんな感じです。
使用感は・・・ダヴと普段使い慣れているボディソープが並んで置いてあったならば、
迷わずボディソープを選ぶだろうなぁというのが、ゆっきー主観の感想です。
本日は、身近な洗浄アイテムの小ネタでしたが、
そういえば随分前に美里所長さんが「固形石鹸とボディソープ」という業界裏事情っぽいことを書いていましたね。
ご興味のある方は、ぜひ、そちらもご覧いただけると嬉しいです。
美育Laboのアシスタントゆっきーでした。