こんにちは。
美育LABOのゆっきーです。
さてさて、本日は、美里所長さんの後継者育成のお勉強の一環で
化粧品の使用感の基本となるテストをしてみました。
精製水に5%、10%、15%、20%のグリセリンを配合したものを
ブラインドテストして、それぞれ当てられるかどうか。。。
グリセリンは、水分を吸収する性質があり、
吸水力が高く、保湿目的で幅広いスキンケア化粧品に配合されている成分ですね。
配合量にもよりますが、グリセリンは、肌に塗布すると、
ぬるりとした柔らかな感触を与えたり、
少しキシキシとして、塗布時の指の滑り感を調整したり
浸透後は、軽いべたつきで保湿力を感じさせたり・・・と
保湿力はもちろん、使用感にも影響を与える成分で
様々なアイテムで活躍している美容成分です。
2種類の比較なら、正解率はそこそこの数字が出ると思うのですが、
4つの比較になると、アレコレ比べているうちに
???となってきて、比べれば比べるほど、混乱してきます。
グリセリン20%は、肌に塗布した時の肌あたり感や肌に伸ばす時の指先の感覚が
明らかに他のものより“保湿”につながる雰囲気を感じたので、
早い段階で確信を得たのですが、
正解を導き出すのは、本気で悩ましい・・・。
随分前に、もう少し数字を刻んだ水溶液で、
美里所長さんは、ある化粧品会社の研究室で実施したことがあるらしいのですが、
正解率100%とは、程遠い結果だったそうな・・・。
一般のコスメユーザーさんが、
よく使われる保湿成分のこのような使用感テストをする機会を得るのは難しいかもしれませんが
化粧品製造に関わる人なら、
是非、積極的に機会を作って、試してほしいと思います。
ちなみに、今回はグリセリン水溶液の使用感テストと
グリセリン5%液に、ヒアルロン酸Naの配合率を変えたもの4種のブラインドテストを実施したのでした。
思っている以上に、実は、人の感覚は曖昧で、
慢心せず、ニュートラルな感覚を保っていたいなぁと思う美育Laboのアシスタントゆっきーでした。
<おまけ>
ゆっきーの正解率!?
美里所長さんからは、合格点を頂きました、とだけお教えしておきます!