こんにちは!
美育Laboのゆっきーです。
さて、今日は、化粧品によく使われる「防腐剤」をいろいろと紹介しますね。
まずは、防腐剤と言えば、「パラベン(パラオキシ安息香酸エステル類)」。
旧表示指定成分にリストアップされていたため、
気の毒になるくらい、悪者扱いをされることが多いですね。
パラベンといっても、種類があります。
「エチルパラベン」
「プロピルパラベン」
「ブチルパラベン」
「メチルパラベン」
単体で使われることもありますが、
単独よりパラベンもしくはその他の防腐剤と併用することで
相乗効果が表れ、より少量で防腐力を高めることができます。
次に「パラベンフリー」の化粧品でよく使われるものの一つが
「フェノキシエタノール」。
でも、この成分も「防腐剤」としての認知度が高まったので
最近は嫌がる方もいるようですね。
そこで「防腐剤フリー」とか「防腐剤無添加」と称する化粧品に使われるのが
グリコール系の成分。
「ペンチレングリコール(1,2-ペンタジオール)」
「1,2-ヘキサンジオール」
「カプリリルグリコール」
「BG(1,3-ブチレングリコール)」
「プロピレングリコール」などです。
これらは保湿剤などの目的としても配合される成分なので
一見、防腐剤っぽくないのですが、
化粧品の防腐を目的に配合されることもあります。
ただ、これらの成分は、パラベンやフェノキシエタノールなどと比較すると
防腐力が低い分、配合パーセンテージが高くなります。
何がお肌に大丈夫で、どんなものが危険と言えるのかについて
「○○○○○」です、と皆様にお伝えできればすごいことだとは思いますが、
残念ながら、私には分かりません。
だって、肌質はもとより、お肌の状態や保有しているアレルゲン、体調・・・など
人それぞれなのですから・・・。
「お肌に合わない場合は、ご使用をおやめください。」
化粧品に義務付けられたこの表示、
単純だけどよくできているなぁと思うのは、私だけでしょうか!?
美育Laboのアシスタントゆっきーでした。