こんにちは!
美育Laboのゆっきーです。
さて、ここ数日、化粧品の品質保持に関係することを書いていますが
「防腐剤」と表現するときもあれば「防腐殺菌剤」と書いているときもありますね~。
この違いについては、定義があるので、紹介したいと思います。
「防腐殺菌剤」とか「抗菌剤」というと、
微生物を殺菌したり、増殖を抑制する化粧品成分のことで、
その使用目的によって「殺菌剤」と「防腐剤」とに分けられます。
化粧品に配合される「殺菌剤」は、
皮膚や頭皮を消毒し、清潔に保つ目的で使用されます。
アクネ桿菌の増殖を防止するニキビ用コスメのほか
フケ止め製品とか、デオドラント製品などに配合されています。
短時間で、微生物を死滅もしくは減少させる効果が必要となります。
化粧品に配合される「防腐剤」は、
微生物の汚染から化粧品を守って製品の劣化を防止する目的で使用されます。
「殺菌剤」と「防腐剤」とは、使用目的は違っているけど
時として、同一の成分が使われることがあるみたい。
一般的には、濃度が高いと「殺菌剤」、
濃度が低いと「防腐剤」として作用するので
使用目的によて区別されているそうです。
「防腐剤」と聞かされると、敬遠したくなるけど
ニキビに効くとか、消臭と言われると何の躊躇もなく使ってしまいそうな気になるのは
コスメユーザーのわがままなのかしら!?
美育Laboのアシスタントゆっきーでした。