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ヒアルロン酸のお話

こんにちは
美育Laboのゆっきーです。

前回は、シートマスクのお話でしたが、
あの試作品シートマスクに含侵させている美容液のこだわりは
実は、「ヒアルロン酸」です。

ヒアルロン酸と聞くと、優秀な保湿成分の1つというイメージは多くの方がお持ちだと思いますが、
ひとことに「ヒアルロン酸」といっても、
今や様々な化粧品原料「ヒアルロン酸」が存在しています。

その一例として、
以前、美里所長さんが「あらためてヒアルロン酸」という記事をUPしておりますので
そちらをご覧くださいませ。

“ヒアルロン酸配合の化粧品”は、世の中にたくさんありますが、
使用しているヒアルロン酸の種類や使い方で
その使用感や効果は千差万別です。

前回紹介した「シートマスク」の処方をアレコレ工夫した際、
美里所長さんが、「ヒアルロン酸の種類が違うと、使用感が変わって面白い」的な発言をされており、
改めてヒアルロン酸に興味を持った私は、ちょっぴり調べてみました!

ということで、本日は、ヒアルロン酸のお話です。

そもそもヒアルロン酸は、いつ頃から存在する成分なのでしょうか?

米国コロンビア大学のKarl Meyer博士らによって、
1934年にウシの眼の硝子体から新しいグリコサミノグリカン(ムコ多糖)を単離する方法を報告し、
この物質がウロン酸とアミノ糖を含むが、硫酸エステルは含まないことを示し、
ギリシア語の「hyaloid(ヒアロイド/硝子体)+ uronic acid(ウロン酸)を多く含むこと」から
“hyaluronic acid(ヒアルロン酸)”」と命名するよう提案したのが始まりです。

化粧品の成分辞典などに書かれている
ヒアルロン酸は、「もともとはニワトリのトサカから得られる成分」という説明が印象にあるので
きっかけが、ウシだったのは、ちょっと意外でした。

そういえば、成分辞典には、
「非常に高価な原料で・・・」という説明もされていることがありますが、
それは、ニワトリのトサカ由来のヒアルロン酸のことで、
現在、広く使われているヒアルロン酸は、醗酵法で作る「バイオヒアルロン酸」と呼ばれるものになります。

このバイオヒアルロン酸の量産化に成功したのが、
資生堂さんで、1984年のことです。

化粧品ユーザーの立場に立つと、
資生堂さんは化粧品メーカーさんですが、
実は、化粧品原料メーカーさんとしての顔もお持ちなのです!

ということで、資生堂さんのおかげで、
非常に高価な原料が、「やや高価な原料」になりました。

その後、いくつもの会社さんが、様々な分子量や用途のバイオヒアルロン酸を開発し、
今では、美容分野だけじゃなく、医薬品や食品にも広く使われるようになっていますね。

ちなみに、ヒアルロン酸の裏話的なことは、
こちらの書籍で20頁弱くらいのボリュームで触れられている内容が、
なかなかに面白かったです。

あと、今回、ヒアルロン酸を改めて調べてみて、面白かったのは、
化粧品とは関係ないのですが、
ヒアルロン酸は関節注射剤としても活用されていますが、
その開発されるきっかけとなったエピソードでした。

なんと、その開発のきっかけは「ウマ」だったらしいです。

なんでも、競走馬が 関節炎を患い、廃馬寸前だった競走馬の関節にヒアルロン酸を注射したところ、
その馬はレースに出場できたばかりか、勝利を収めたらしいのです。
「それで、馬に効くなら、人にも応用できるのではないか・・・?」となり、
現在に至っているとのこと。。。

ヒアルロン酸は、ウシ、ニワトリ、ウマと様々な動物さんたちとも縁が深い成分のようですね。

保湿成分ヒアルロン酸のお話、楽しんでいただけると嬉しいです!

それではまた・・・美育Laboのゆっきーでした。

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