こんにちは!
美育Laboのゆっきーです。
さて、昨日の「5%水溶液」は、いかがだったでしょうか?
じつは、あの水溶液には、
出来上がった後の指令も下っておりまして、
せっかくなので続きも紹介してみようと思います
美里所長さんの指令の続きは、
出来上がった5%水溶液のpHを計測してほしいとのこと。
という事なので
ペーハーメーターの準備をしてみました
ちなみに普通のお水のpHは、ご覧のとおり6.84と計測されました。
では、本命の5%水溶液の計測スタート!
元々、電解還元性イオン水のpHが高いこともあり
ぐんぐん数値は上がってゆきます。
この数値は、美里所長さんにとって
吉なのか凶なのか・・・。
そもそもどんなコスメの事前調査なのか把握していないゆっきーには、
正確な判断はできないけれど
多分、pHが下がってしまえば
電解還元性イオン水の防腐力という特性の一つが失われるはずなので
まずまずの結果なのではないかと思います。
コスメの開発って、意外と地味なこともいっぱいあるんですよ!
こんな風に「pHを測定する」というのは、
地味な作業かもしれないけれど、
これは品質管理にとって大切なこと。
作ったときの品質には問題なかったけれど、
ユーザーの手元に届くころには
品質劣化が加速度的に進行中なんてことになれば
洒落にならないですよね!?
といっても、今日紹介したことは、
クリスマスパーティーに例えるなら
パーティーを開こうと思うけれど、だれを招待しようかなぁという
事前準備の段階だと言えるでしょう。
新しいコスメ誕生への道のりは、まだまだ始まったばかりなのです。
美育Laboのアシスタントゆっきーでした。
<2012.4.11追記>
化粧品を開発する上で、
pHをコントロールすることが大切な理由が
少し分かるかも!?というページが
美育Laboのサイト「Cosmetic-Web」にあります。
コスメ・スキンケア実験室
狙ったpHから、数値が変化するという事は
品質が変わってしまうという可能性が高く、
安定性に問題があるアイテムといえることでしょう。