こんにちは!
美育Laboのゆっきーです。
ずいぶん昔の『フレグランスジャーナル』のバックナンバーを
パラパラとめくっていたら、
この書籍が紹介されていました。
あそぶかたち―20世紀の香水瓶 (2005/08) 津田 紀代、 他 |
その紹介文を次のような内容でした。
本書では、香りが身近なものになりはじめた20世紀初頭から1940年代頃までの
欧米の香水瓶の形のおもしろさという点から、
ポーラコレクション(ポーラ美術館蔵)よりセレクトして紹介している。
これらの香水瓶は、
アール・ヌーヴォーやアール・デコ様式、
1930、1940年代の美術の様式と深く結びついて創作され、
第一次世界大戦、恐慌を経て一時的に経済が回復する一方、
第二次大戦の不安が高まりはじめた時代の華やかな一面を今に伝えてくれる。
製作者や時代のパワーを伝える香水瓶の魅力と当時の香りの文化の一端を見ることができる。
『フレグランスジャーナル 2005年9月号より』
素敵そうな香水瓶を見てみたくなって、
「ポーラ美術館」を検索したところ、
化粧道具コレクションとして香水瓶などの写真が掲載されていました。
どれも本当に素敵な“化粧道具”の写真で、
大正ロマンな雰囲気にホームページの写真を見ているだけでもテンションが上がります。
現実問題として、当時のような容器を作るにはコストがかかりすぎるので
美術品のような容器の再現は難しいですが、
心がときめくような素敵なコスメのプロデュースという点では
先人たちの素晴らしさに近づきたいものです。
ちなみに書籍の方は、アマゾンでは中古品のみの取扱いのようですが
こんなものが販売されているようです。
あそぶかたち CD版―20世紀の香水瓶 (2011/10) 不明 |
美育Laboのアシスタントゆっきーでした。