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こんにちは!
美育Laboのゆっきーです。
化粧品のPRに携わっている方は、自社製品の分かりやすくてスゴそうなエビデンスデータが欲しいなぁって思ったことはありませんか?
でも、化粧品製造工場から簡単にもらえるものではないですし、
自分たちでデータを取得しようとすれば、費用はもとより、依頼先や依頼内容についても見当もつかない・・・という担当者も多いのではないでしょうか!?
私自身も、データの取得・分析に詳しいわけじゃないので、必要な時には、専門家に頼っており、
例えば、最近では、こんなことができました。
どんなデータが欲しいの?
「見た人のココロをつかむようなスゴイデータが欲しい」気持ちは分かりますが、
その製品のどんなデータが欲しいのでしょうか?
そもそも、どんなデータが取れて、その予算や期間は・・・と、質問に質問を返したくなる担当者の方もいらっしゃると思いますが、
信頼できる専門家の方なら、このようなことも的確にアドバイスしてくれます。
ちなみに、少し前に専門家の方にサポートしてもらった時は、美里所長さんが開発を手掛けている「エマルジョンの性能を大至急」知りたかったので、
洗顔15分後に、水分量、水分蒸散量、肌弾力量の測定し、
半顔ずつに新処方と従来処方を塗り分け、
2時間後も水分量、水分蒸散量、肌弾力量の測定するという方法でデータ取得しました。
データだけだとよく分からない?
取得できた水分量測定のデータの一部を紹介するとこんな数字でした。
水分量 の測定 |
美里所長さんの新処方 | 従来の処方 | ||
塗布前 | 塗布後 | 塗布前 | 塗布後 | |
Aさん | 38.6 | 43.3 | 43.1 | 39.0 |
Bさん | 44.0 | 52.6 | 47.1 | 50.0 |
Cさん | 27.0 | 26.9 | 31.3 | 30.0 |
これは、かなりスゴイと自画自賛できるデータですが、パッと見ただけでは分かりづらいですよね!?
実際に、この数字を見た美里所長さんが想定以上の効果に興奮する横で、
「何が、どの程度、どんな風にスゴイのか、よく分からない」と、ゆっきーは感じていました(苦笑)。。。
データの見せ方
個人的には、極小文字の注釈付き「No.1」「〇倍」「最高」などのPRは好きではありませんが、
データを見てもらうには、誰が見ても分かりやすいように手を加えることは大事だと思います。
ということで、上記の数字をこんな風にグラフ化してみるとどうでしょうか?
水分量のデータは、数字が大きいほど「しっとりとした保湿力のある肌」であるということが読み取れるので
エマルジョン塗布前の数字と、塗布2時間後の数字の差を比較できるグラフにすることで、数字だけのデータよりもずいぶん見やすくなりましたね。
新処方と従来処方に差があることは伝わってきますが、
見せる側は、この中でも特に見て欲しい箇所に注目してもらえない可能性もありますし、
見る側は、特に注目すべき箇所が分からないこともあると思います。
ということで、グラフにちょっと印をつけるとどうでしょう?
3名とも新処方の方が保湿性能が高く、Aさんに至っては従来処方だと乾燥傾向なのに、新処方だと潤いがプラスされていました。
マイナスがプラスになるってすごいですし、この新処方の狙いの1つでもある「バリア機能改善効果で水分保持を高める」こともできているようで
データ取得の目的である、性能の確認とプレゼンしやすいデータ取得の両方が叶えられ、結果は、大満足となりました。
必ずしも希望通りのデータが取得できるとは限りませんが、「見せるデータ」の相談先が分からない化粧品担当者もいらっしゃると思うので
本日は、簡単に実例を紹介してみました。
ちなみに、上記のデータ取りにご協力くださったのは、合同会社和陽アドバイザリーさんです。
来週開催のCITE JAPANにも出展されます。
化粧品ビジネスは、色々な専門家がいて、より良い商品をユーザーさんに届けられるのだと感じる美育Laboのゆっきーなのでした。