こんにちは!
美育Laboのゆっきーです。
本日は、化粧品成分「グリチルリチン酸2K」の紹介です。
ゆっきー的には、華やかさはないけど
しっかり仕事をしてくれる頼もしい成分の1つです!
まずは、写真から↓
白っぽい粉の化粧品原料はたくさんあるので、
写真を見ただけじゃ何だか分かりませんが、
美里所長さんの原料棚にあった「グリチルリチン酸2K」を取り出して
パシャっとしてみました。
グリチルリチン酸2Kの基本情報
表示名称: グリチルリチン酸2K
部外品名称: グリチルリチン酸ジカリウム(グリチルリチン酸2K)
INCI: Dipotassium Glycyrrhizate
中文名称:甘草酸二钾
グリチルリチン酸2Kの効果
強力な消炎効果があり、肌荒れ予防の化粧品や
ニキビの予防や悪化を防ぐ化粧品などに配合されます。
グリチルリチン酸2Kは、解毒作用、抗アレルギー、抗消化性潰瘍作用などが認められている医薬品にも使われる成分で
医薬部外品の有効成分として、以下のような効能効果が認められています。
- 肌あれ・あれ性
- あせも・しもやけ・ひび・あかぎれ・にきびを防ぐ
- 日やけ・雪やけ後のほてりを防ぐ
- かみそりまけを防ぐ
- ふけ・かゆみを防ぐ
個人的には、“グリチルリチン酸2K配合!”とPRされたとき、
高価な美容液やクリームでは、あまりスゴイと思わないけど、
ハンドクリームに配合されていると嬉しいと感じる成分の1つです。
ちなみに、医薬品にも使用される成分で
身近なところでは、風邪薬なんかにも配合されているほど効く成分なので、
化粧品や医薬部外品に配合するときは、「配合上限」が定められている成分でもあります。
グリチルリチン酸2Kの由来など
グリチルリチン酸2Kと名前だけ見ると、
文系脳では化学っぽい成分だけれど、
実は、植物由来の成分で、
マメ科植物「甘草(カンゾウ)」の根または茎から抽出し、
精製したグリチルリチン酸のカリウム塩です。
成分辞典でグリチルリチン酸について調べると、次のような文章を見つけました。
白色~微黄色の結晶性の粉末で、
無臭で特異な甘味がある。
ショ糖の150倍の甘さがあり、その甘さは、水で2万倍に薄めても感じられる。
(『化粧品成分用語事典2012』より)
ということで、グリチルリチン酸2Kを舐めても大丈夫らしいことを美里所長さんに聞いたことがあったので、
チャレンジャーゆっきーは、ほんの少しだけペロッと舐めてみました(笑)
甘い!!!
ずーっと口の中が甘くて、でも少しだけ苦みもあって、
なんとも微妙な表情になってしまうお味でした。
なぜか食レポっぽい締めになってしまった
美育Laboのゆっきーによる化粧品の成分紹介でした。