こんにちは!
美育Laboのゆっきーです。
一時は品薄状態が続いていた除菌&消毒剤ですが、
最近は、ドラックストアへ行ってもスーパーへ行っても山積みですね。
用途、内容量、使い勝手、お値段、メーカー・・・。
選べるからこそ、どれを買ったらいいか迷ってしまうという方も多いと思います。
そこでというか、やはりというか、
アルコール除菌剤の商品の安全・品質や表示に関する相談件数は、
国民生活センターに多く寄せられているそうです。
ということで、国民生活センターでは、
現在販売されている除菌・消毒・手指洗浄用アルコール30銘柄(医薬部外品3銘柄、化粧品18銘柄、雑品9銘柄)を対象に、
エタノール濃度や表示等を調べ、消費者に情報提供をしています。
「液体とジェルタイプの除菌・消毒・手指洗浄用アルコールのエタノール濃度」報告書(国民生活センター)より引用
詳しく知りたい方は、下記をクリックしていただくとPDF形式の報告書のページを開けます。
液体とジェルタイプの除菌・消毒・手指洗浄用アルコールのエタノール濃度
この報告書には、市場商品30銘柄の調査報告だけじゃなく、
医薬部外品、化粧品、雑品(雑貨品)のエタノール製品の違いなども説明されていて、
一般ユーザーの方でも興味深く読めるのではと感じました。
ちなみに、30銘柄も調べると、中にはルール違反の商品もあったようなのですが、
それらについては、担当行政から製造販売事業者へ指導がされているとのことです。
市場から完全にNG商品がなくなることはないでしょうが、
“消費者の誤解を招かない商品”の提供をしてゆきたいと思うのでした。
そうそう、「ルール」といえば、
エタノール除菌剤関連で、それは厳しすぎるのでは!?と感じた出来事がありました。
先日開催されていた、ダイエット&ビューティ展では、
ゆっきーは、出展社の立場で色々と関わったのですが、
人の集まるイベントだから、コロナ感染防止対策は必須で、
その対策の1つとして、会期中の手指の消毒用に
「エタノール70%濃度の除菌ジェル(500mL入り)」を4本、
会場に持ち込みました。
消防法上、アルコール濃度60%以上は「危険物」なので、
持ち込むにあたっては、事前の申請が必要で、
その申請通りかどうか、実際に消防署の方がブースへチェックにも来られます。
ここまでは、ルールだから、納得だったのですが、
消火器を設置してくださいと言われ、
急遽、消火器をレンタルすることになったのです!
テレビモニターと壁の照明のための電気は使いますが、
それ以外の熱源は一切なく、もちろん火も使いません、という状況で
2Lの除菌剤に「消火器必須」は、ちょっと驚きました。
多くの人が集まる場所だから、安全第一なのは理解できるけど、
ちょっと大げさすぎやしないかと感じた私は、
危機意識が足りないのかしら???
安全は安くないなぁと感じた美育Laboのゆっきーなのでした。