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化粧品開発・セミナーのご相談は美育Laboへ

「先端化粧品科学シンポジウム–皮膚・毛髪科学の新展開」の様子

こんにちは!
美育Laboのゆっきーです。
昨日、東京工科大学のシンポジウムに参加したと書きましたが
東京工科大学さんのサイトで昨年の様子ではありますが
雰囲気の分かる写真が公開されていました。
(今年も同じ様な雰囲気でした)
ちなみに、ゆっきーが到着したのは、開始時間ギリギリ。
ちょっと慌てましたが、
学生さんや大学スタッフの方たちが、
受付や案内を丁寧な対応でしてくださり、
ビル玄関から会場のある10階の部屋まで迷うことなくたどり着けました。
そして会場に入ってビックリ!
このシンポジウムの案内には、定員90名とありましたが、
どう見てもすでに100名以上は着席済み。
何だかイメージしていた様子と違い、ちょっと戸惑いました。
そしてシンポジウムのプログラムは、
●招聘講演
「アセアンおよび東アジア諸国の化粧品規制の特徴(概論)」
元資生堂執行役員、理学博士 中村 淳
●講演「髪のダメージ実態とケア技術」
花王(株) ヘアケア研究所 主任研究員 香春 武
●講演「毛の成長を遺伝子と細胞から理解する」
応用生物学部 教授 今村 亨
●講演「育毛薬剤開発と製剤化のポイント」
応用生物学部 教授 岩渕 徳郎
というものでした。
諸外国の化粧品規制の話は、
日本、韓国、台湾、中国、アセアン、EU、アメリカの
各国事情を比較しながらのお話だったため、
限られた時間の中で、猛スピードでお話が進んでゆきました。
最近は、「化粧品の海外輸出」のご相談のお話も時々ありますが、
正直、規制の話を聞けば聞くほど、輸出は大変だなぁという想いを強くしました。
髪のダメージ実態とケア技術のお話は、
理解できる部分が多かったこともあるのだけれど
とても興味深かったです。
例えば、「髪色/ツヤ、形/動き、触感」の3要素が満たされた時、
私たちは、美しい髪と感じているというお話。
髪の毛のダメージの原因は、
やはりパーマやカラーによる部分が大きいというデータを示しながらのお話。
毛の成長を遺伝子と細胞から理解するのお話は、
FGF5やFGF18が・・・という研究発表的な要素が多く、
ゆっきー的にはちょっと遠い世界のお話でした。
育毛薬剤開発と製剤化のポイントのお話は、
育毛剤市場のお話、薄毛の改善するための方法、
男性と女性では薄毛の原因が異なること、
今後の処方開発のポイントなど・・・という内容でした。
これまた、最近、ヘアケアアイテムのご相談を頂いているところなので
興味深かったです。
そして、講演の後は、学生ラウンジに会場を移して、
学生による研究成果ポスター発表&懇親会。
発表内容は、
・皮膚の乾燥と敏感肌の関係
・紫外線吸収剤の光劣化が及ぼす皮膚由来細胞への影響
・有機無機複合化による天然色素の安定化
・皮膚への付着性の高い高分子の開発
・酸化ストレスによる角層機能低下改善素材の探索
・発毛関連因子発現促進素材の探索
・爪に対するインナービューティ素材の有効性
・酸化型および還元型グルタチオン同時分析システムの開発
・紫外光照射で誘導されるHaCaT細胞の酸化ストレス
でした。
ゆっきー的には、研究発表の内容よりも、
学生さんたちが自らしっかりとプレゼンしている様子が
とても頼もしく見え、印象的でした。
化粧品業界の未来は明るいと思っていいかしら!?[emoji:v-410] 何だか備忘録のような内容になってしまいましたが、
東京工科大学のシンポジウムの感想でした。
それでは、また明日!
美育Laboのアシスタントゆっきーでした。

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