こんにちは!
美育Laboのゆっきーです。
12月中旬の大雪のニュースに本格的な冬の訪れ感じつつ、
せっかくだから今日はこの時期に因んだ記事にしようと思って選んだテーマは
化粧品成分「コメ発酵液」。
日本酒の「新酒」の定義は、
広義では、7月1日を初日とし、翌年6月30日までの1年間とし、この酒造年度内に造られて出荷された日本酒が「新酒」となり、
狭義では、その年の秋に収穫された新米を仕込んだ「新米新酒」、冬の寒い中で仕込んだ「寒造り新酒」など、冬から春にかけて出荷されるもののことを示すようです。
そして、ゆっきーのイメージする「新酒」は、狭義の方で、
寒い時期に“生しぼり”とか“しぼりたて”とかの文字を目にすると、
新酒の季節になったのだぁと感じます。
ということで、本日は、日本酒を原材料に使った化粧品成分「コメ発酵液」のご紹介です。
点眼薬の容器に入っていますが、中身は目薬じゃなくて、
化粧品原料「コメ発酵液」で、原料メーカーさんからいただいた原料サンプルの写真です。
どちらも無色透明の液体で、違いは見た目だけじゃ全く分からないですが、
一方は「コメエキスコーケン」という化粧品原料で、
もう一方は「コメ発酵液SHONAI BIJIN」という化粧品原料です。
「コメエキスコーケン」は、
麹や酵母の発酵パワーで造られた日本酒を原材料に作られた成分で、
様々なアミノ酸や有機酸などが含まれており、保湿効果、整肌作用、血行促進作用など、肌の環境を整える働きが期待されます。
「コメ発酵液SHONAI BIJIN」も、
コメエキスと同様に、保湿、整肌、血行促進などの効果が期待できるのですが、
天然物の発酵力を最大限に生かした伝統技法「生酛(きもと)」製法を採用した純米酒「庄内美人」を原材料につくられた成分という特長があり、
他のコメ発酵液と比較すると、アミノ酸量が豊富で、肌に必要な天然保湿因子をバランスよく含有しています。
この成分は、どちらも株式会社高研さんの原料なのですが、
「どっちもおすすめだけど、効果という点に注目すれば、コメ発酵液SHONAI BIJINの方がおすすめ」的なことを
この原料を紹介してくださった方は、おっしゃっていました。
原料資料を読み込むと、コメ発酵液SHONAI BIJINの方が、
肌悩みに、より多角的にアプローチしてくれるようです!
が、この2つの原料も前回紹介したユズ果実エキス同様に、
化粧品の表示名称は「コメ発酵液」なので、
全成分表示だけでは、違いが判らない成分です。。。
何はともあれ、コメ発酵液は、効果やイメージが興味深いので、
企画とマッチするようなら、使ってみたいなぁと原料資料片手に思う
美育Laboのゆっきーなのでした。