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パラベンの配合量は、何パーセントくらいなのでしょうか?

こんにちは!
美育Laboのゆっきーです。

昨日、ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニル という防腐剤を紹介したので
本日は、その比較対象になりそうな成分「パラベン」についてです。

といっても、パラベンの種類や表示名称、説明など
これは書き出したらすごいボリュームになりそうなので
パラベンの詳細説明はは別の機会に譲り、
本題です。
実際のところ、パラベンは、化粧品にどの程度配合されているものなのでしょうか!?
昨日、ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニル を紹介した際、
100g中の最大配合量は0.02gの配合制限があるよ~と書きましたが、
実は、パラベンにも配合制限があります。
パラベンには、メチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベンなど
いくつか種類があるけれど、
パラベン類(パラオキシ安息香酸エステル類)の合計量は、
100g中の最大配合量は1.0gまでとなっています。
ということは、化粧品に配合する場合、
ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニルの最大配合量は、0.02%で
パラベン類の最大配合量は1%となります。
この数字からも、ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニルは
「パラベンに比べて、真菌(カビの仲間の総称)に対して
最少阻止濃度が低く抗菌効果が高いので~」と
昨日紹介した内容に妙に納得です。
さて、化粧品に最大1%まで配合することができるパラベンですが、
化粧品メーカーさんにとっても、ユーザーの方にとっても
パラベンを含む品質保持などの成分は、
必要最小限の配合にとどめておきたいものです。
となると、やはり気になるのは一般的なパラベンの配合量。
そこで。。。

ゆっきー:
「一般的にパラベンはどの程度配合されているのですか?」
美里所長さん:
「アイテムは何?」
ゆっきー:
「じゃあ、オイルフリーの化粧水です。」
美里所長さん:
「処方にもよるけれど、目安は、メチルパラベンが0.15%~0.2%程度かなぁ。」

多いと感じますか?
少ないと感じますか?
それとも、そんな程度だと思っておられたとか!?
ちなみに、油分が配合されたアイテムなら、
メチルパラベンだけでなく、ブチルパラベンなどを併用したり、
合計配合量も若干増えるけれど、
パラベン類をMAX1%も配合するような化粧品が
日本国内で作られているというような話は聞いたことがありません。
配合量の多寡だけで効果や安全性を論じることはできないし、
私にはそこまでの深い知識や経験はありませんので、
この二つの防腐剤の優劣を比較することは出来ません。
でも、防腐剤に関して、
関係する各メーカーさんたちが
コツコツと研究を積み重ねていらっしゃるので
パラベンが表示指定成分のリスト入りした時代と比較すると、
一般的な配合量も少なくなってきているし、
より安全性に優れたものが提供されていると言えるでしょう。
何はともあれ、より良いものを提供してゆきたいという想いで
ものづくりのサポートをする人でありたいと思う
美育Laboのアシスタントゆっきーでした。

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