こんにちは!
美育Laboのゆっきーです。
さて、今日は、日本で使われている化粧品の成分の数についてです。
化粧品の成分の数って、どのくらいあると思いますか?
油性原料、保湿剤、植物抽出エキス、薬剤、界面活性剤、
色材原料、香料、その他・・・。
2001年4月から化粧品で使用される成分は
原則、企業責任において自由に使用できるようになったので
正確な化粧品成分の数は、把握できていません。
だから、知っていそうな人に聞いても
みんな“たぶん”という前置きつきの、あいまいな回答ばかり・・・。
が、ある本をパラパラと眺めていたら
興味深い内容を見つけました。
ちなみに、ある本とはこちら↓
現場で役立つ化粧品・美容のQ&A (2011/12/22) 岡部 美代治、久光 一誠 他 |
化粧品の成分は、同じ成分でも
複数のメーカーから発売されていることがあります。
だから、同じ成分なのに、それぞれ独自の名前で表示されていると
違うものと誤解してしまう可能性があるので
日本化粧品工業連合会では、成分名の一覧を作成しており
化粧品メーカーは、原則として、この一覧表に載っている名前を使うことになっていて
新規成分の場合は、この一覧表に名前を追加することになっています。
その一覧表の成分名が「全成分表示」に使用されている、成分名です。
で、どうやら、その一覧表によると
2011年11月現在で、約10,000種類の成分が掲載されているそうです。
ただ、使おうと思って一覧表に掲載したけれど
実際には使われなかった成分というのもあるし、
一覧表への掲載は義務じゃないそうなので
手続きをしていない成分もあるようです。
また、時には、同じ成分なのに同じ名前で登録されている成分があったり
新しい成分が一覧表に掲載されるまで1年前後のタイムラグがあるなど
色々と不確実な要素があるようです。
だから、誰に聞いても“たぶん****くらい”という答えなんだと思いますが
それでも、現在、日本で使われている化粧品の成分は
約10,000種類くらいと考えていいようです。
何だか煮え切らない答えで、失礼しました。
あっ、もし、もっと正確な数字を知っている方がいらっしゃったら
ぜひ教えてくださいね!
美育Laboのアシスタントゆっきーでした。