こんにちは!
美育Laboのゆっきーです。
さて、突然ですが、化粧品成分の一つ「カルボマー」は
ご存知でしょうか
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表示名称 カルボマー(※)
INCIコード CARBOMER
配合目的 乳化安定剤、親水性増粘剤
※医薬部外品では、カルボキシルビニルポリマーと表示
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カルボマーは、
増粘効果、品質の均一性、温度変化に対する粘度の安定性に優れ、
皮膚上ではさらっとした感触が得られる水溶性高分子です。
化粧水、美容液、クレンジングジェル、オールインワンゲル、
乳液、リキットファンデーション、マッサージジェル・・・etc
色々な化粧品に配合されています。
だから、化粧品の全成分表示などで名前は見たことがあるという方は
多いのではないでしょうか!?
でも、実物を見たことがある人は少ないと思うので
写真を撮ってみました。
こんな感じの白い粉です。
ちっとも面白味がないですよね~
ニオイは、一言で表現するなら「原料臭」。
臭くはないけど、例えるニオイの表現が見つからない。
工業品っぽい乾いた感じのニオイ・・・とでも言えばいいでしょうか。。。
粉を触ってみると、
べたつき感は全然ありません。
砂のように硬いわけでもなく、ふわっと柔らかいわけでもなく、
粉の洗濯用洗剤の粉末よりは硬いかなぁ・・・という感じで
これまた表現しづらい
化粧品に配合するときは、
この粉を水に分散させて、水酸化Kなどのアルカリで中和すると
透明な高粘度の溶液ができるので
その状態で混ぜ混ぜします。
配合量を調整することで
すこ~しだけとろみのある液体化粧品を作ることもできるし
横にしてもこぼれてこないくらい硬いジェルにもなります。
さて、上記の写真のように
カルボマーで増粘させたゼリーみたいに硬いジェルですが、
身近なあるものを混ぜると、シャバシャバになってしまいます。。。
それは一体なんでしょうか
カルボマーの天敵!?は、明日ご紹介しようと思いますので
少し考えてみてください
美育Laboのアシスタントゆっきーでした。