こんにちは!
美育Laboのゆっきーです。
さて、今日は、久々に化粧品原料のご紹介です。
といっても、珍しいものじゃなく、コレ↓
以前、化粧品工場へ行ったときに
一斗缶で山積みになっていたのを
パシャッ[emoji:v-212]っとさせてもらった時の写真です。
「1,3-ブチレングリコール」の名前だと???な方でも
「BG」と聞けば、分かるでしょうか?
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表示名称:BG
INCI:BUTYLENE GLYCOL
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化粧品だと「BG」と表示されるのだけれど
医薬部外品だと「1,3-ブチレングリコール」と表示されていrます。
化粧品の成分は、何千種とあるのだから
化粧品でも医薬部外品でも同じ成分なら
名前も同じにしておいて欲しいものだと思うのだけれど
お役所の考えはよく分からない。。。
ところで、この「BG」は
どんな役割で化粧品に配合されるかというと
保湿剤として活用されることが多いです。
よく、グリセリンと比較されて
グリセリン同様に水分を吸収する働きがあって
乾燥から肌を守るけど、
グリセリンと比べるとベタつきがないのが特長と説明されます。
見た目もBGは、グリセリンとよく似ていて
分かりにくいかもしれないけれど
無色透明の液体です。
原液を手に付けてみたけれど
確かにグリセリンと比べるとさっぱりしているけれど
精製水とは違って、やや厚みのある感触で
ベタつきとは違うのだけれど
なんとも表現しづらくて気持ち悪い感じがした。。。
BG原液コスメなるものが
もしも存在したら、
私はタダでもいらないでしょう。。。
美里所長さんは、
このBGをはじめ、様々な化粧品原料の配合を調整しながら
化粧品の使用感や機能性などを作り込んでおります。
透明の液体や白い粉など
色々な化粧品原料を混ぜ合わせている過程を見ていると
本当に化粧品って不思議で
奥が深くって、とても楽しいデス!
美育Laboのアシスタントゆっきーでした。