こんにちは。
美育LABOのゆっきーです!
さてさて、今月に入って、美里所長さんは、
資生堂さんの化粧品成分「アクアインプール」の記事をアップされておられますね。
・アクアインプールってなに? その1
・アクアインプールってなに? その2
浸透性やインナー保湿に魅力的な性能を備えた成分で
なかなか興味深い雰囲気がありますが
アルファベットとカタカナと数字の羅列の成分名は、
美里所長さんが解説してくれてはいるものの、
それでも???な方は多いのではないでしょうか?
まず、アクアインプールってなに? その1の記事で出てきた
PEG/PPG-14/7ジメチルエーテルですが
「ふ~ん」っと思って、脳みそがフリーズしませんでしたでしょうか?
有機化学の基礎がある人なら分かりやすいらしいのですが、
チンプンカンプンな人には、?????です。
ハイ、文系頭脳のゆっきーも苦手な分野デス
PEG/PPG-14/7ジメチルエーテルは、
PEG(ポリエチレングリコール)が14個連なったものと、
PPG(ポリプロピレングリコール)が7個連なったものと、
ジメチルエーテル
をくっつけた成分です。
そして、アクアインプールってなに? その2の記事で出てきた
PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリンですが
前述の「PEG/PPG-14/7ジメチルエーテル」と似ているのがお分かりだと思いますと言われても、
同じアルファベットが出てきているけど、よく分からないと思った人もいらっしゃるのではないでしょうか?
PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリンは、
PEG(ポリエチレングリコール)が8個連なったものと、
PPG(ポリプロピレングリコール)が5個連なったものと、
ポリブチレングリコールが3個連なったものと
グリセリン
をくっつけた成分です。
「ポリエチレングリコール」と
「ポリプロピレングリコール」と
「ポリブチレングリコール」の違いは、
それぞれの成分が持っている「炭素(C)]の数の違いだけで、
兄弟みたいな成分です。
そして、化学の頭で
「PEG/PPG-14/7ジメチルエーテル」と「PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリン」の
“炭素(C)”を数えると、まったく同じ数ではないものの、
「同じ程度」と考えていいほどの差らしいです。
そして、その同じ程度のグリコール類の塊に、
似たような性質をもつ「ジメチルエーテル」または「グリセリン」をくっつけているので
美里所長さん的には、「なんとなく似ている」となるそうです。
えっ、ますますよく分からない???
有機化学の基礎を学びたい人は、美里所長さんの著書『化粧品の基礎知識』がおすすめです。
化粧品原料について説明している一環として、
有機物と有機化合物の概念について書いておられます。
数ページ程度のボリュームなので、
同じ部分を何回か読み直してもらえると、
有機物の姿がとらえられるようになると思います。
えっ、それでも分からない???
そんな時は、美里所長さんのブログのコメント欄をご活用くださいませ
美育Laboのアシスタントゆっきーでした。
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はじめまして
あやめと申します。
化粧品の成分表示を見ると怖くなることがありますよね。
何がいちばんいいのか、かんがえてしまいす。
またお邪魔させていただきます。
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あやめさん
こちらこそ、はじめまして!
化粧品の成分は、分からないと
なんとなく怖くなることってあるでしょうし
自分にとって何が一番いいのかというのは、
本当に難しいことだと思います。
私も、美里所長さんも、少しでも化粧品のことを分かりやすく伝えられたらと思っておりますので
これからもどうぞよろしくお願い致します。