Warning: Undefined variable $post in /home/cosmeticweb/cosmetic-web.jp/public_html/blog/wp-content/themes/sango-theme-poripu/functions.php on line 12

Warning: Attempt to read property "ID" on null in /home/cosmeticweb/cosmetic-web.jp/public_html/blog/wp-content/themes/sango-theme-poripu/functions.php on line 12
化粧品開発・セミナーのご相談は美育Laboへ

ノンアルコールの方が安全!?

こんにちは!
美育Laboのゆっきーです。

今日は、お客様から
「BG」は、アルコールですか?
ノンアルコールの化粧品なのにどうしてアルコールが入っているのですか?
というニュアンスのご質問をいただきました。

さて、皆様ならなんとお答えするでしょうか?

まず、一般的に化粧品でアルコールと呼んでいるものは
エタノールを意味するので、
エタノールが配合されていない化粧品は
ノンアルコール化粧品といえます。

続いて、BGについてですが、
この成分は、「1,3ブチレングリコール」とも呼ばれる成分で
化学的には2価アルコールに分類される成分です。

化学の世界においてアルコールというのは
炭素(C)と水素(H)からなるパラフィン系炭化水素分子から
水素を1つ取り除いて残る原子団、
すなわちアルキル基に水酸基(-OH:ヒドロキシ基またはヒドロキシル基ともいう)がくっついたもの
という定義があります。

化学が苦手な方には、なんのこっちゃ???という説明だと思うし
ゆっきー自身、化学式を書いてもらいながら説明してもらっていても
誰かに分かりやすく説明できるほど、きちんと理解できておりません。。。

ということで、とにかく、その定義にあてはまる成分はアルコールとなり、
とても多くの種類のアルコールに属する成分が存在しているということだけは
ご理解いただければと思います。

ところで、あなたにとって、ノンアルコールの化粧品の方が
肌にとって安全だと思いますか?
エタノールは、飲用(お酒)や消毒用を含め
とっても古くから幅広く生活の中で使われてきた成分ですね。

ゆっきーのお肌は、エタノールで赤くなったり刺激を感じたりしたことはないのだけれど
アルコールアレルギーの知人は、注射時のアルコール消毒が苦手というか
過敏に反応し、赤くなったり刺激を感じちゃうそうで、
もちろんお酒も飲まないようにしているそうです。

ということで、エタノールに反応してしまう方にとっては
ノンアルコール化粧品がおすすめです。

でも、それ以外の人にとっては、特にトラブルを起こすことがない上に
・水に溶けにくい成分を溶かすことができるので、
例えば、すごい効果があるけれど、水に溶けにくいのが難点…という成分も配合することが可能になり
コスメのバリエーションが広がります。
・清涼感を与えてくれるので、
特に汗ばむ季節には、スーッと心地よい使用感が得られます。
・殺菌力があるので
ニキビ対策コスメなどに使われることもあります。
など、化粧品の機能や感触を高めるサポートをしてくれます。

卵アレルギーの人にとっては
卵なし料理が安全だからといって
すべての人に卵なし料理をおすすめする必要がないのと同様に
エタノールが肌に合わない人にとっては
ノンアルコール化粧品が安全だからといって
すべての人にノンアルコール化粧品をおすすめする必要はないんです。

ちなみに、あんまりスースーするほど
たっぷりエタノールが配合されている化粧品は
ニキビ肌には良いかもしれないけれど
お肌が乾燥しやすくなりますよ~。

何事にも自分に合った「ほどほど」を把握し
コスメと仲良くしてゆきたいものです。
美育Laboのアシスタントゆっきーでした。
<参考書籍>

BEAUTY WORD 製品科学用語編 BEAUTY WORD 製品科学用語編
(2007/10)
霜川 忠正商品詳細を見る
現場で役立つ化粧品・美容のQ&A 現場で役立つ化粧品・美容のQ&A
(2011/12/22)
岡部 美代治、久光 一誠 他商品詳細を見る

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です