Eさん、こんにちは。
こちらこそ先日はお世話になりました。
さて、ご質問の件、
取り急ぎ、ざっくりとした内容ですが、私の分かる範囲での返信です。
食品と化粧品(医薬部外品・医薬品も含む)とは、
人体に何らかの影響を及ぼすものという大きな意味では同じように思えるかもしれませんが、
適用される法律のことを考えると
食品衛生法と薬事法という別々の法律が存在しています。
なぜでしょう???
それは、個々の体内への導入経路によって、
人体に対する影響力、浸透メカニズム、生体防御システム、免疫システムなどが
全く異なるからではないでしょうか!?
食品の場合は、主に口から消化器官を通って体内に導入されるので
身体が防御をするシステムとしては、
胃に存在する消化系、異物を浄化する肝臓、不要なものを分別する腸などの臓器を通り、
異物が導入された場合は、嘔吐や下痢といった生体防御システムが働き、
異物を排出する生体反応が機能します。
皮膚に塗布する化粧品の場合は、
皮膚のバリア構造などが働くことになり、
食品の場合とは全く異なる導入システム&防御メカニズムが作用します。
この辺りに質問者の方への回答のヒントがありそうに思えますが、
具体的には、美里所長さんにバトンを渡しておきますね。
ということで、今週も美里所長さんは、出張続きなもので
もうちょっとだけ回答をお待ちくださいませ。
ごめんなさい。。。