- このトピックには4件の返信、1人の参加者があり、最後にbeek laboにより2年前に更新されました。
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sumireさん からの書き込み(旧BBSより)
前回質問した「美容オイル」とかぶる点もあるかもしれませんが、今回もよろしくお願い致します。
最近お風呂あがりのマッサージにハマり、BODY乳液を使っているのですが…
香りのいいものの多くは「BODYオイル・マッサージオイル」なんですよね。
いわゆる「アロマ系」の香りです。
私はこの香りがすごく好きで、どうにか日々のマッサージに取り入れたいのです。
で…
・てっとり早いのは、手持ちの乳液に市販の精油をたらすこと。
但し、市販の精油は「雑貨扱い」「芳香用」のものなので、肌に塗布するのはNGとのこと。
→私が美里様のおっしゃる「化粧品レベルの精油」を手に入れることはできるのでしょうか?
→マッサージサロンで施術を受ける場合のアロマオイル・精油が、雑貨用ではなく、精製された&肌に使ってもOKなものを使っているかはどう判断すればいいのでしょうか?色々なサイトを見ても「当店の精油はフランスの医療機関で~」「タイでは医療現場でも~」みたいな表記で、精油の精製度について触れないorごまかしていますよね?
フランスやドイツ・タイの○○認可な精油、と書かれているものでも「日本で販売されている」場合は、色々な危険性を避けるためにも自分の肌に使うのは避けた方がいいのかな、とは思ってます。
ハイ、ついつい精油をネットshoppingしそうになっては美里様のメルマガの内容を思い出しながら、指をくわえて必死に!!!頑張ってスルーしています……。精油がダメなら、市販されている「アロマ系の香りのするマッサージオイルを!」と思うのですが、
市販のマッサージオイルは、基本的にどこのものでもちゃんと化粧品レベルの精油を香料として使っている=肌に使ってもOK、と考えて大丈夫ですか?
メジャーなものですと、「AVE○A」「生○の木」で販売されているマッサージオイルとかを考えています。あと、chiecoの「美容液として塗布したオリーブオイルによる接触性皮膚炎症候群」の書き込みを読んで怖くなりました。
「市販された美容液としてのオリーブオイル」でこのような皮膚炎を発症されたのかは不明とのことですが【ttp://jja.jsaweb.jp/am/view.php?pubdate=20101025&dir=2010a&number=10a_p230P23-6】
を読むと、どうやら「美容用」のもので発症したのかな?と理解しています。
本当に怖いです…普通「美容用」として販売されたものだったら安心して使えると思いますよね。
これって上記AVE○Aや生○の木のようなメーカーの商品でも起こりうるのでしょうか。やっぱり日本の大手メーカーのような製剤技術・安全性への配慮は期待できないです…よね?
でも、日本の大手はアロマ系の香りの商品を出していないのですよね…なんでだーーーー。と悲しい日々です(笑)P.S. 前回おすすめしていただいた方法で爪にオイルを塗っていたら、以前より乾燥がましになりました。嬉しいです、ありがとうございます。
sumireさん、こんにちは。
いつもご愛顧頂き、ありがとうございます。今回のご質問、「天然油の問題」については、難しいところですね。
まず、「精油」について。
精油は、ご指摘のとおり雑貨品扱いで販売されているものはお肌に使う商品の香料規格『IFRA規格』に合致しておりませんので、お肌に使用するモノに配合するのはリスクがあります。
もっとも分かり易い例では、かんきつ系の精油は光感作のリスクを十分に含んでいます。ですので、これは避けなければなりません。ところが、今や手作りコスメ材料が普通に販売されている事から、ビミョーな商品も世に存在します。
店頭販売で最たるものは、ご指摘のあった「生活の木」です。
精油でもきちんと化粧品として表示がなされていれば間違いないですが、おそらく手作り材料という事で、そんな事はなされていないでしょう。また一方で、海外の「アロマセラピー」や「オーガニック」系を謳った商品群の中にも、「IFRA」の規制外のものが存在します。
『AVEDA』辺りは、その一例ですね。これらは、むしろその不純物成分の医療治癒的効果を期待しての事なので、あくまでも業界自主規制である『IFRA』を無視していると言って良いでしょう。
結局、消費者の立場で「自分の身を守る」という事を主に考えるなら、『化粧品としてきちんと表示がなされているか』という点を見極めとするのが良いと思います。
となると、おそらく精油のみの入手は難しいかと思います。
まず100%間違いなく、アロマサロンでの入手、そしてエステサロンで使われている精油もこの規格に沿ったものを使ってはいません。次いで、美容オイルですが、これも同じと考えて良いと思います。
ようは、『化粧品としてきちんと表示がなされているか?』という事ですね。ただ
「なら、DHCのオリーブ油、エクストラバージンオイルはどうなの?」
と言われると、難しいところです。実際問題、化粧品の原料規格としてはバージンオイルも規格外というわけではありませんので、違法という事ではありません。
ここでも、つまりは自主規制を守るか守らないかという、企業ポリシーという事になるでしょうね。アレルギー問題が無視できなくなった今、難しい問題ですね。
参考までに。sumireさん からの書き込み(旧BBSより)
いつもいつも、お忙しいなか丁寧にお返事いただき有難うございます。
IFRA規格の精油を一般の私たち消費者が入手するのは、難しそうですね。>ようは、『化粧品としてきちんと表示がなされているか?』という事ですね。
よくよく考えてみると、「医薬品」や「医薬部外品」は商品の裏の記述を見れば書いてあるけれど、「化粧品」は勝手に「化粧品だと思って」これまで購入していたので、チェックの仕方がわかりません。
手元にある生活の木のマッサージオイルを見ても、化粧品とも雑貨とも書かれていません。ただ、「マッサージオイル」とだけです。
チェックのコツ・判定方法などがあれば教えてくださいませんか?P.S.メルマガで楽しく読んでいたVCについての新しい情報をEURIKAさんの投稿で知ることが出来、とても勉強になりました。
質問されたEURIKAさん、回答されている美里様、お二人ともありがとうございます。sumireさん
「化粧品」としての商品なのかどうかを見極める方法ですね。
これはカンタンです。つまりは『皮膚に使用する目的の商品』が化粧品ですから、薬事法・公取で定められた表示に特徴があります。
1.販売名称の下あたりに用途別が記載されている。
例えば<化粧水><洗顔料>といった感じです。
ただし、販売名が「○○○ローション」といった明らかに用途が分かる場合は、省略されている事があります。<マッサージオイル>と書かれていたら、間違いなくそれは化粧品ですね。
2.成分表示
これはもちろんですが、必ず全成分表示がなされています。
雑貨の場合は、素材名だとかとで完全に成分の名称ではありません。3.注意書き
以下の2点の注意書きが義務づけられています。・乳幼児の手の届かないところ・・・・
・お肌に合わない時は、すぐに使用をやめ・・・・言葉の表現は様々ですが、同意の文面のはずです。
以上の3点で分かると思います。
ps.
EUREKAさんの@chiecoでの回答もすごくためになりますよ^^
参考にされるのをオススメ!ちなみに、EUR「E」KAさんですよ(笑)
ギリシャ語で「エウレカ」英語では「ユリーカ」と読み、「なるほど!」とか「分かった!」といった意味合いじゃないかな?^^;私は、マンガの「エウレカセブン」からとったのかな?と最初は思ったおバカさんでした(笑)
sumireさん からの書き込み(旧BBSより)
「化粧品の見分け方」
今まで化粧品はたくさん使ってきたのに、初めて知りました。
こうやって教えていただくことで、今まで何気なく見ていた化粧品の裏の注意書きの1つ1つの意味が分かるようになって、本当に嬉しいです。
EUREKAさんのように深い知識を身に付けた上での質問が出来るように、私なりにこれからも学んでいきたいと思います。
いつもいつも基本的な質問しか出来ないのに、本当に丁寧に丁寧に回答をいただいてありがとうございます。
来年もたくさん質問させて下さい(^^)vそれと…EUREKAさん、お名前間違えてすみません。
実は、美里さんのchiecoを追っているうちに、EUREKAさんを知ることができて以来watchingさせてもらっているんです。
なのに名前を間違えるだなんて…。
美容レスQでのレチノイン酸とVCの質問も、大変興味深かったです。みなさま良いお年をお過ごしください。
また来年もよろしくお願い致します。 -
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