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化粧品開発・セミナーのご相談は美育Laboへ

シートマスクのテイスティング

こんにちは!
美育Laboのゆっきーです。

乾燥が気になる季節ですね。

カサつきがちな肌コンディションの時は、
うるおいを補うために、シートマスク需要が高まるのでしょうか!?

美里所長さんには、現在、複数のシートマスク開発案件があるそうで
先日、ゆっきーもちょっとだけお手伝いをする機会がありました。

といっても、ビーカー片手に、化粧品成分を混ぜ混ぜするサポートじゃなく、
お客様に提出前の試作品の出来を確認するお仕事です。

要は、出来立てほやほやのシートマスクを実際に使ってみるという、
カサカサフェイスの季節には、ありがたい業務依頼デスね♪

試作品は、実際の製品を想定して、
シートマスクに、美容液を含侵させ、
1回分ずつ、アルミパウチに入れられているものを渡されました。

ということで、まず、開封し、パウチからシートを取り出した際の
「液だれ」を確認しました。

パックから取り出した際、美容液などの含侵液がポトポトと垂れてくるような商品は、
使い勝手が悪いし、衣服を汚してしまう可能性があるので、
特別な理由がない限り、クレームにつながるのでNGです。

今回の試作品は、液だれは全く気にならなかったので「合格」判定です!

少し話はそれますが、シートマスクの材質に多いのは、
不織布材質では、コットン、キュプラ、レーヨン、テンセルなどで、
肌当たりやストレッチ性、厚み・・・など、ニーズに合わせて選ばれています。

そして、私たちは、そのシートマスク材質の特徴に合わせて、含侵液の処方開発し、
より良い製品を生み出しているのです。

今回の試作品のシートは、結構薄めのシートだったのですが、
含侵液の美容液のテクスチャーに少しとろみがついており、
シートマスクを触ると、プルンプルンしていて、
美容液が垂れないギリギリの粘度に調整されていました。
(美里所長さん、この見極めは、ちょっと頑張ったらしい。。。)

そうそう、シートを広げる際も、まったく液だれの心配はありませんでしたので
安心して使えました。

さて、次に、確認すべきは、「ドライスポット」の有無です。

パウチから取り出したシートマスクに、美容液が含侵されておらず、
乾いた部分があるかどうかの確認です。

ちなみに、パウチからシートマスクを取り出した状態は、こんな感じ↓

ハイ、全く問題ないですね!

シートマスクは、スペシャルケアアイテムなのに
取り出したシートに美容液を含んでおらず、乾いた部分があると
これまたクレームにつながるので、
ドライスポットの確認は、大切なポイントの1つです。

さらに、パウチに残った美容液の残量もチェックしています。
理由は、ドライスポットをなくすために、
必要量以上に、たっぷりと美容液がパウチに充てんされているのも
これまた、問題点だからです。

美容液が残っている場合は、シートマスクを顔にのせた後、
パック中に“追いエッセンス”してみたり、手足に塗ったりするだろうから
少しくらいの液残りは、大丈夫なのですが、
使いきれないくらい、たっぷりと美容液が残るようなら、
もったいないし、コスト(=販売価格)にも影響するシビアなお話につながります。

次のチェックすべきポイントは、シートマスクの使い勝手です。
一般的にシートマスクは、折りたたまれた状態でパウチされていることが多いと思いますが、
あんまり広げにくいシートは、困りモノ。。。

今回のシートは、比較的薄めのシートにも関わらず、
含侵させている美容液のプルンプルン感が、
シートそのものもふっくらさせているような印象で、
かなり広げやすかったです!
(含侵液のテクスチャーって、こんなところにも影響があるのだなぁっと改めて感じました)

パック中は、液だれチェックと、短時間でシートが乾いてこないかなどを確認しましたが、
これまた、全く問題なし。

シートの乾燥については、20分経ってもプルンプルン、
30分経っても、まだ、しっとりしていました。

先日、美里所長さんやいろはねさんが、
ポリマーや保湿のことをブログ記事にされていましたが、
プルンプルン感や保湿力などは、このシートの使用感とリンクしているのかしら!?

<美里所長さんの関連記事>
「ポリマーカス」が出るコスメのそのワケ

<いろはねさんの関連記事>
肌の感覚は意外と鈍い?

ところで、通常、この手のシートマスクは、
30分以上パックし続けることを想定していないので、
保湿持続力は、100点満点ですね!

激安パックならともかく、
ごほうび時間用に買ったパックが、
1枚5分足らずで水分が徐々になくなって、
10分未満でシートが乾いてきて、フェイスとの密着が悪くなってくるようだと、
テンション下がるのは。。。。。貧乏性なゆっきーデス。

パック後の効果については、
美白とか、保湿とか、引き締めとか・・・コンセプトによって様々なので
今回は、ちょっとおいといて、
私のチェックポイントは、使用後の肌の状態です。

パックしたのに、あまりにも肌に何も残らないのは寂しいですし、
逆にベタベタしすぎるのは気持ち悪いし・・・、
この頃合いが、お客様のニーズにマッチしているかどうかは
商品化に向けて、大切なポイントの1つです。
これは、パック直後の状態と、少し時間経過後の状態を意識して確認しました。

最後に、保湿の度合いも大事なのですが、
先日、美里所長さんがポリマーカスの記事で紹介していた“ポロポロ”が出ないかどうかもチェックしました。

パック直後、肌に残った美容液をなじませる際、ポロポロしないかどうか、
数分後、肌が落ち着いた後、お化粧したらどうなるか、です。

スペシャルケアをした後に、
お顔からポロポロと消しゴムかすみたいなものが出てくるのも、
キレイにお化粧しようと思って、わざわざパックしたのに
それが原因で、ファンデーションなどに含まれる成分との相性が悪くて、
ポロポロとかすが出てくるのも避けたいですものね。

色々と考えながらのフェイスマスク体験でしたが、
結果として、お肌が、保湿&エモリエント効果で、しっとり柔軟肌になったので、
とっても役得なお仕事でした。

美里所長さーん!
こんな業務依頼なら、いつでも大歓迎ですよ~^^

今回のシートマスクがお客様に採用されることを願う美育Laboのゆっきーなのでした。

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