真空装置で泡抜き作業！

こんにちは！
美育Laboのゆっきーです。
「おーい、始めるよ～」という美里所長さんの声に
何が始まるのかと声のする方へ行ってみると
先日、「美育Ｌａｂｏの新兵器」でご紹介した
真空装置が、スタンバイ
所長さんは、
“動くところを絶対にぜーったいに見たい！”という
私の一方的なお願いを
ちゃんと聞き届けてくださったようです
ありがとうございます
さて、真空装置がスタンバイした様子は、こんな感じ

※写真撮影用に周りを片付ければいいのだろうけれど
普段の様子そのままに、パシャッとしたら・・・余計なものがいっぱい
ちょっぴり、周りを白くぼかしちゃいました。。。
左側の透明の容器は、ガラス製かと思っていたけれど
実際に触ってみると、プラスチック製でした。
この中に、泡を抜きたい化粧品を入れて、準備ＯＫ
近づくとこんな感じ

ビーカーの4分の1くらいまで試作した美容液が入っています。
グレーの装置のスイッチをonにすると
透明容器の中が、真空になっていきます。
すると・・・

分かりますか
モコモコっと盛り上がってきています

さらに、モコモコ。上から見るとこんな感じ

プラスチック容器越しの写真なこともあり、
ボケボケですが、
密閉した容器を真空に排気すると
化粧品に溶け込んだ空気が膨張し、
泡状になって飛び出す原理を利用して脱泡しています。
モコモコと膨らんだ気泡が、パチンとはじけることで
美容液などの化粧品の中から空気を抜いていきます。
化粧品の種類や処方によって、
空気が抜けにくいもの、抜けやすいもの、
様々だそうです。
ちなみに、今回の美容液は、
予想以上に空気が入っていたみたいで
気泡がパチンと弾ける限界点に達するより先に
ビーカーの容量の限界点に達してしまいました
写真としては、面白いものになったけど
肝心の美容液の脱泡作業は・・・
この後、もっと大きなビーカーに美容液を移し替えて
再度、スイッチon
無事、脱泡作業の終わったリポソーム美容液を見て
その出来栄えに所長さんは、ご満悦な様子
よかった、よかった
美育Laboのアシスタントゆっきーでした。