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エタノールの濃度による殺菌力の違い

除菌ジェル

こんにちは!
美育Laboのゆっきーです。

今日は、打ち合わせのあと、
ちょっと時間が空いたので、
「市場調査」と趣味を兼ねて、
デパートのコスメカウンターをぶらりと回ってみました。

平日の昼間ということもあり、
お客様も少なめで目的のものもスムーズにチェックでき
比較的満足な時間だった反面、
驚いたのは、コロナウイルスの影響で、
販売員さんは安全のため、お客様のお肌に直接触れることは控えていたということ。

仕方ない状況だと思うのだけれど
販売員さんも慣れない状況でセールスしづらいのではと想像するし
お客様も肌をきちんと見てアドレスして欲しい場合なら物足りないだろうし・・・。
まだまだ猛威を奮いそうなウイルスですが
1日も早い終息を願わずにはいられません。

さて、ウイルスといえば、消毒。

消毒といえば、エタノール。

コスメカウンターを周りながら
ウイルス対策の様子を見ていたら、
以前、美里所長さんから聞いたエタノールの濃度の違いによる
殺菌効果の差を思い出しました。

さて、エタノール消毒について
何パーセント濃度の希釈液が一番優れた殺菌効果を発揮するのか
ご存知でしょうか?

5%?
20%?
40%?
70%?
100%?

100%は、原液ということなので、
一番濃度が高いから、直感的には一番効果的そうですが、
100%濃度は、殺菌効果は低く、
一番効果的なのは、70%濃度のエタノールと言われています。

エタノールの殺菌効果は、40%あたりから急激に効果が現れ
70%で最大の効果を示すそうです。
エタノールの殺菌メカニズムは、
細胞膜やタンパク質などが、破壊や変性をうけるために
急激に菌の死滅が起こるためといわれています。

ただ、エタノールの殺菌メカニズムは
全容が解明されている訳ではなく、
希釈濃度についても、65%~95%なら殺菌・消毒力にほとんど差がないという見解もあるようです。

さすがに、私では、菌のアレコレを語るのは役不足なので
ご興味のある方は
例えば、「エタノール 消毒 濃度」などのキーワードで
ネット検索して頂けると、色々な記事がヒットするので
そちらをお読みくださいませ。
スミマセンm(__)m

それでは、うがい手洗いなどの自衛をしつつ
みなさま体調にはお気をつけくださいませ!

美育Laboのアシスタントゆっきーでした。

<2020年5月27日 追記>
手指消毒の関連記事として、美里所長さんが
「ノンアルコール除菌剤のおはなし」という記事をアップされていますので
ご興味のある方は、そちらもお読みいただけると嬉しいです!

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