こんにちは!
美育Laboのゆっきーです。
昨日から急に寒くなりましたね。
今朝は、コートに、手袋、マフラーと
完全防備の寒さ対策で家を出たところ、
駐輪場というか駐車場でお会いしたご近所さんの手には
灯油用の赤い容器が・・・。
まだ、11月の半ばだけれど、
10度そこそこしか気温がなければ、
灯油を準備して、備えておこうという気持ち、
とっても理解できます。
所長さーん、
美育Laboの事務所用にも灯油の準備をしておいていいですか?
さて、灯油といえば石油製品。
そして、石油といえば、一部の化粧品ユーザーの嫌われ者。
灯油をお肌につけたいとは思わないけれど、
石油の蒸留成分からから精製されたワセリンやミネラルオイルはもとより、
石油由来の成分とされているものでも、
化学的なことを1つ1つ学んでいけば
「石油由来の化粧品成分はぜーんぶ悪」にはなりえません。
原料が同じでも、化学式が少しでも異なれば、それは異なる物質ですし、
どんなに似た化学式であっても1か所違えば、
似た者同士ということもあるけれど、安全性や危険性が全く異なることも多々あります。
いいたとえ話が思い浮かばないのですが・・・
もし、石油ストーブに灯油ではなくガソリンを入れれば、
どうなるでしょうか?
答えは、燃えすぎて爆発が起こります。
ガソリンも灯油も原料は同じ石油だけれど、
蒸留などの工程を経て、すでに“同じ物質”ではなくなり、
室温では灯油に比べてガソリンの方が気化しやすい性質をもった“異なる物質”だから
違いが生じるのです。
「〇〇は危険だ」と耳聞こえよく流布するのは簡単だけれど、
その言葉にどれだけの科学的根拠と責任を持って発言されているのでしょうか!?
最近、とある石油由来の成分を通じて、色々と考えさせられる出来事のあった
美育Laboのアシスタントゆっきーでした。
そうそう、たまたま目にした「意味ありげな言葉に惑わされるな」という
フリーライターの方が書かれた記事がとても興味深かったです。