こんにちは!
美育Laboのゆっきーです。
さて、「クリスマムマリチマムカルス培養液」という
表示名称の化粧品成分は、ご存知でしょうか?
この表示名称を聞いて、あっ、あの化粧品に使われてい成分だ!と
思った方は、きっととてもコスメマニアな方なのでは!?
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このクリスマムマリチマムカルス培養液の原料資料を読むと
“植物幹細胞が開花する新たな聖域”とキャッチコピーがついているのですが、
幹細胞ケアができる成分として、今年、注目したい成分の1つです。
まずは、普段目にすることはないであろう、化粧品原料の写真です。
表示名称は“培養液”と液体を想像させますが、ご覧のとおり、粉成分です。
拡大するとこんな感じ。
見た目は、フワフワっと軽い粉末で、
何かの削りカスのような、正直、ゴミみたいにしか見えないのだけれど(失礼!)
実は、むちゃくちゃ高価な、簡単には手の出せそうにない価格帯の成分です。
※ちなみにフリーズドライされているからこんな見た目になっているらしい。
幹細胞ケアの成分というキャッチコピーのエキスなのだから
もっと色々な製品に使われてもよさそうなのに
そうじゃないのは、多分、コストがネックになっているのかしら。。。
化粧品成分もどんどん進化してゆくんだなぁと思いながら
この成分を使ったクリーム(試作品)ができました。
美育Laboのアシスタントゆっきーでした。
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クリスマムマリチマムカルス培養液を使って作ったゆっきーさんのクリーム、使いたいです!!!!
・・・といっても、商品化されてもどのクリームかは公にできないんですよね。多分(T_T)
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こんにちは!
この時、私が作ったクリームは、残念ながら世に出ることは絶対にないです。
というのは、安定性が悪いし、見た目のツヤもないし・・・アレコレ失敗作の要素が満載なんです(>_<)
処方的には、クリスマム~以外にも、贅沢に美容成分を入れてみたし
油分も植物油をチョイスしたり・・・魅力的な要素が満載なんだけれど、
ぶっちゃけ、手作りコスメの域を出ていないクリームだったのです。
ということで、このクリームは、
捨てちゃうのはもったいなすぎるので、
責任を持って私が毎日せっせと使っています。。。
(保湿力や使用感の機能は、私好みで、問題なし)
お料理は、見た目が悪かろうと、
味が多少微妙だろうと、早く食べないと形が崩れてきそうだったりしても
作った本人が食べるだけなら問題ないし、
時には頑張って作った分だけおいしく感じることもあるけれど
そんな中途半端なものを人様にはお出しできないですよね!?
今回のクリームは、まさにそんな感じなのです。
美里所長さん’s処方のクリームなら、あれこれ世に出ていたりしますし、
一番最近商品化されたクリームは、
量販店の店頭で販売されているものじゃないので、ビッグヒットとはいいませんが
お客様のマーケットの中では、大好評いただいているようです。
なにはともあれ、今回、クリームを作ってみて感じたことは
乳化の難しさと面白さです。
年末から、私がずーっと宿題にしているリポソーム関係のことも含め
コスメの乳化技術について、あれこれ自分の言葉で伝えられるようになりたいものです。
今はまだ吸収するだけで精一杯ですが・・・(-_-;)
では、また!